原田

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キッチン1
キッチンの背面収納の現場調査と採寸に行ってきました。
この現場もダイニング、リビングのスペースが広くて開放的な素敵なお部屋になりそうな感じです。
天井には木製の梁があり吹き抜けです。
まだ、梁には養生の紙が垂れ下がっており、見栄えがよろしくない状態ですが、、(笑)
キッチン3
内部の間仕切りカベの取付位置と壁の厚み等を細かく採寸していきます。
キッチン3
左の手前の引戸が入り込むスペースも細かく測ります。
この部分の高さは床に置いたレーザー計測器にてピンポイントで測ります。この現場のように幕板の仮固定部材などがある場合レーザーで簡単に採寸できますので重宝します。
キッチン2
幕板の内側から仕切り壁の内側を測る時は、メジャーを折り曲げてあてて測ります。
採寸方法は、沢山コツがあり、経験で色々な測り方が解ってきます。
高さ、幅などは最低3ヶ所採り、平均値で決めたりします。
3点採寸は当社の決まりごとになっており、採寸間違いや書き間違いを防いでくれます。
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施工事例
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保育園6
保育園の教室の出入り口の引違戸です。
ガラス面を大きく採り開放的でとても明るくなる設計の建具です。
ただ、ガラス面を大きくし破損の防止の為強化ガラスを使用している為建具が非常に重く、長年の使用による戸車関係の摩耗やイタミが激しいので、今回戸車の交換と建付け調整にお伺いしてきました。
保育園7
下部のV型のアルミレールに長年のゴミや砂ぼこりが付着していましたので、溝の清掃に時間を要しました。
保育園や学校のような多くの子供や生徒たちが通る場所はゴミがたまりやすいので傷みが激しいです。
保育園5
レール溝の清掃が終わり走行のテストをしますと、引違錠の掛りが悪い箇所が見つかりました。
下部の戸車に高さの調整用のビスがあります。そのビスを上下して鍵の掛りを直します。

保育園8
上部の鴨居と引き戸の戸首部分の摩耗が激しい部分がみつかりました。
引き戸の上部に小さな板状の部材を作り取付します。
小さな部材は木材をあらかじめ数種類持っていき、現地の状況にあわせてその場で作ることもあります。
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施工事例
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保育園2
この保育園の建具は10年以上たっており、不具合が何か所か出てきているので、木製建具全数の検査と調整にお伺いしてきました。
まず最初は廊下から教室にかけての入り口の引違戸から点検しました。
ガラスが非常に大きく下部の戸車に負荷がかなりかかっている感じです。強化ガラスは使用されているのですが、全てガラスの為建具が重く、動きも悪くなっている建具が数枚あります。一度外して、戸車の状態が悪くなっているヶ所は交換していきます。
保育園3
写真は上部に取付した引戸の固定する落し金具です。
長年使用していますと、穴の位置がずれてきて、金具がうまく刺さらなくなります。
この場合、下部の戸車にて建付調整をして、穴にスムーズに刺さるように微調整していきます。
保育園4
この金具は鴨居の中に取りつける板バネで、横から見ると弓型のバネの金具で、建具の上部に当り引き戸をブレーキをかける役割をします。
板ばねの曲り具合を少し曲げ直しして、ブレーキのかかり具合を調整します。
保育園1
写真は廊下の引違戸です。
内側の組子のデザインがユニークで動物の顔になっています。
保育園らしく、かわいらしい建具です。
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施工事例
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レバーハンドル1
今回のご依頼は、室内ドア(片開き戸襖)のレバーハンドルが抜け落ち室内側に落ち、廊下側から解放できなくなったとのことで、緊急の訪問にお伺いしてきました。夕方のお電話でしたが、ご住所をお聞きすると、当社から自転車で行ける距離でしたので、幸いすぐにお伺いできました。
レバーハンドル4
内部のレバーハンドルが抜け落ちたらしく、ドアが閉まるとラッチがかかってしまうので、外部からは通常開けれなくなります。
この状況で解除するには、少しコツがあります。
レバーハンドルの刺さっている穴を覗くと四角の穴があります。これにマイナスのドライバーを差し込み回転させると簡単に開錠できます。

レバーハンドル2
開錠の仕方が普通素人の方は、わからないで、焦ってしまいます。
子供さんやお年寄りとかがとじ込みにならなくて良かったです。
以前から調子が変だったとのことでした。
ドアの開閉に不具合があれば、速めに御連絡いただければ対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

レバーバンドル3
建具も金具も古くなってきているので、新たに新調されることになり、現状の寸法を採寸し後日取付けすることになりました。
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施工事例
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戸襖2
賃貸マンションの木製建具の修理と建付け調整に行ってきました。
この引戸は引手が無くなった状態で使用されてたみたいで、新しい引手を取り付けします。掘込み穴が隠れるサイズの引手を探します。
戸襖4
別の建具についている引手を測り、これも交換します。
廃番の引手の為です。
戸襖3
戸襖の戸車の交換を済ませると走行テスト追加工事として玄関ドアのドアクローザーからのオイル漏れの修理依頼です。
10年以上するとクローザーのオイルパッキンにも不具合が生じてきたりします。変な音鳴りとオイルがぽたぽた落ちてきてました。こんな時は新しいドアクローザーに交換になります。をします。
スムーズな動きになりました。
ドアクローザー1
追加工事として玄関ドアのドアクローザーからのオイル漏れの修理依頼です。
10年以上するとクローザーのオイルパッキンにも不具合が生じてきたりします。変な音鳴りとオイルがぽたぽた落ちてきてました。こんな時は新しいドアクローザーに交換になります。
クローザー2
新しいドアクローザー用意しました。全く同じドアクローザーがみつかりました。取り付けビスのサイズが1mm大きく変更になってました。現場加工を少ししました。若干、加工で苦労しました。
何とか完成です。
このように、同じ品番でもメーカーが使用変更をしている場合いがある為、金具選びは、気を付けなけばなりません。
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丁番3
今回の修理のご依頼は、住宅の片開き室内ドアが上部の枠に擦るので何とか直してほしいとのご依頼でした。
この室内ドアは建材メーカーの既製建具です。
使用されている丁番は調整機能付きの蝶番です。
丁番1
調整機能付きの蝶番は種類が多く調整の仕方がさまざまです。
最初にカバーを外し、各ビスを動かし、動きと機能を調べていく作業をしました。
丁番2
調整プレートの左右と前後の緩みを締め直し、蝶番の軸の下にある上下調整のビスを回し、ドアを付け直し、完了しました。建具の上部のこすれは解消し、スムーズに開閉できました。本来はプラスのドライバーだけで調整が出来る製品なのです。
今回は蝶番の機能を理解するのに時間がかかりました、何とか、お客様に喜んでいただき、ほっとしておりますが、勉強不足で少し焦りました。
各種メーカーの機能金具は種類が多く私もすべてを把握しておりません。1つ勉強になり収穫になりました。
丁番4
念のためにメーカーと品番の写真を撮って置きます。
次回の修理依頼の為に蝶番の機能を復習するためです。
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キッチン1
キッチンの背面収納が完成。これから取付けしていきます。
内部のクロスも仕上がってました。
この前面に3枚引違戸を取り付けいたします。
キッチン2
最初に上部のガイドレールを天井に固定していきます。
引戸の厚みとその隙間を考慮しながら平行に取付していきます。
キッチン3
天井に固定していくガイド材は、将来的な伸縮を考慮し内法より2mm程度短く製作してます。
このガイドレールは現状合わせサイズになります。
キッチン6
下部のフロアレールは、3本溝のレールを壁に合わせて加工してます。右の端部には引き戸用床付け戸当たりを固定します。飛び出し防止用の役割をします。
キッチン4
引き戸3枚をはめ込んで、高さと建付け調整をしていきます。走行テストを繰り返し、スムーズな位置を出し、アルミレールのすべてのビスを固定します。
キッチン5
取り付け完了しました。引き戸の表面材はメラミン材のホワイト鏡面仕上げです。メラミン材は薬品にも熱にも強くお手入れも簡単な素材なので油汚れも取れやすく、お手入れしやすいと多くのお客様から喜ばれますので、よくご提案させていただきます。
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キッチン1
キッチンの背面に3枚引違戸を取り付けするので、現場調査に行ってきました。現状は収納の内部の間仕切り壁を大工工事で製作してます。間仕切り壁の幅と高さ、奥行を細かく測っていきます。
キッチン2
間仕切り壁の手前に被さるように引戸を取り付けるため、巾木は手前には貼らないように、事前に打ち合わせしておきます。内部の壁の正面に巾木が来ると、巾木の上部に大きな隙間ができるからです。打ち合わせ通りの仕上がりです。
キッチン3
天井の幕板の隙間も測ります。右手前の引き戸が入るか確認します。引き戸の厚みが余裕で入りそうです。
キッチン4
幕板の左側です。高さを3点ほど測ります。幕板と壁との隙間も測ります。引き戸が3枚収まるスペースか確認します。
キッチン5
左端の巾木も建具が入るように少し余裕をもって止めてくれてます。
このように事前にしっかり収まりをわかって大工工事を進めてくれていると助かります。
会社に戻り、3枚引違との割り付けと製作図面を作図し、工場に図面を送りせいさくしていきます。
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手直し1
木製建具の縦の木口の木目調の樹脂性のテープの傷の為貼り替えをしました。
このテープの現状の接着剤はホットメルトと言う接着材で張り付けされてます。アイロンの熱で簡単に軟化するため剥がします。
手直し2
剥がした後、ホットメルトの糊が残っているのでサンドペーパーで丁寧に凹凸をならして綺麗にしていきます。
新しい木口テープを張った時に凹凸が浮き出すからです。


手直し3
両面テープを貼り、新しい木口を貼ります。建具の厚みよりも大きな巾のテープを用意して貼ります。
木口テープは今回木目柄のものもありますが、他の柄も種類が豊富にあります。出来るだけ建具の表面材に近い色、柄を
探し選びます。

手直し4
木口テープのはみ出し部は、テープカッターと言う専用の工具を押しながら切り取ります。90度に固定しながらV型の刃物を押し滑らすように切って行きます。
手直し5
何度か他の不要建具で練習すると、素人の方でも簡単にカットすることが出来ます。
小さな工具ですが、なかなかの優れモノの工具です。
最後に細かいサンドペーパーで仕上げます。
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吊戸棚2
トイレの吊戸棚に両開き収納にするため、木製の建具を製作、取付してきました。
本体は、四方枠造作工事で作られてます。
出来上がっている枠の寸法に合わせて建具を製作し、取付します。
吊戸棚1
建具を製作するのにあたり、上部のカブセ寸法と下部の建具の下がり具合を考え、建具の高さを決めます。
棚柱の位置が手前に来てスライド蝶番に干渉しないように事前に打ち合わせが必要です。

吊戸棚3
これは別の階のトイレ収納です。天井からの隙間を5mm程度開けながら取付出来る様にたてぐの高さを決定します。
下部は、扉の開閉の為、底板よりも20mm下げて、手がかかるようにしてます。
吊戸棚4
取り付けの際、中央の目地と左右、上下の建付けを調整して終了します。
丁番をスライド蝶番にしているので、三次元の調整が出来るます。調整のコツが理解できると素人の方でも出来そうです。
今回の扉は周辺の壁のクロスに合わせて、ホワイトのマット調のポリ合板で仕上げましたが、ポリ合板の仕上げの色は豊富にありますので、自由にお選びいただけます。
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シリンダー1
今回は、賃貸マンションの玄関のシリンダー錠の交換に行って来ました。
賃貸マンションの場合、引越しで退去された場合、玄関のカギとシリンダー錠の部分を交換します。
通常2ヶ所のシリンダーが取付けされていることが多く、上下同番号のシリンダー錠と鍵を交換します。
シリンダー2
上部は面付け本締錠です。シリンダー部を交換するため、いったん本体をドアから外します。
シリンダー3
下部のサムターン付面付け箱錠です。これも本体ごとスチールドアから取り外しします。
シリンダー4
本体を外しました。取り付けビスの長さが違う場合があるので、ビスの位置を確認しながら慎重に外します。
シリンダー5
シリンダー錠の固定の仕方は、各メーカーやタイプにより違います。説明書と現物と照らし合わせをしながら組み上げます。今回の場合同じ品番のモノでも10年前のシリンダー錠と固定部分の金具の形が少し変更になってました。
旧タイプの固定金具と混ざらないように、1部品ずつ慎重にはめ込んで行きます。
外したビスや部品は、外した位置に床に置いていきます。
慌ててビスが混ざると復旧するときに組み直ししなければなりません。急がば回れ作戦につきます。
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手直し1
賃貸マンションでは、入居者が退室した後、クロスの張替など、リフォームをするこは知られてますが、室内の木製建具工事も同様に、修理や作り直しをすることがあります。
写真は木製建具の木口の化粧テープがメクレてきていましたので接着剤で張り付けしました。
手直し2
木口テープが接着するまで、マスキングテープで押えます。
敷居
引き戸の動きが重いため外して敷居の状況を確認します。
敷居が削れて変形してました。
敷居が変形するほど削れるのは建具側に原因がありそうです。
戸車
引き戸を外して戸車を見ますと、戸車の留めくぎが緩み戸車と釘もぐらぐらです。
敷居を削っていたのは、戸車の釘のようです。
敷居すべり(プラスチック製)を貼り、戸車も新しい物と交換することにしました。
スライド蝶番
この写真は、既製品の洗面化粧台のスライド蝶番の不具合で、状況確認をしました。スライド蝶番には前後、左右、上下に調整ようのビスがあり、左右調整用のビスが無くなってました。通常外れないようになってるビスです。
この状況で、調整することは不可能です。
新しいスライド蝶番に交換することにしました。
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押入れ襖1
この押入れは内部がクローゼット風になった押入れで間口も1160mmと狭く襖の幅も1枚巾が600mm以内になります。
高さに対して、襖の幅が極端に狭いと、左右に動かすとガタガタ横揺れすることがあるので、注意が必要です。
引手の位置も少し低くしてます。
高い位置に引手を付けると横に倒れそうになりながら、走行するからです。
襖2
襖の縁は白木材のスプルースを使用してます。
木目が美しく節がほとんどないので、和室の建具はほとんどスプルースを使います。紙貼りの内障子にもよく使います。
襖紙は和室の壁のクロスと同じホワイト系のビニールクロス張りです。
左の壁と天井がアクセントカラーにされてるからです。
写真では押入れ襖をメインで写してしまいましたので、和室全体が写ってなくて済みません。
オシャレな和室でした。




押入れ3
引手は丸型の白木調の引手です。
白木の木製のように見えますが、プラスチック製に木目柄の模様の引手です。

押入れ4
敷居すべりのロウは丁寧に塗り、すべりのチェックをして完了です。
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5枚引き戸1
キッチンの5枚建ての背面収納の取り付けが完了しました。
ホワイトの鏡面仕上げの5枚引違戸です。
写真で見ると少し小さく見えますが、引戸一枚の幅が900近くで高さが約2400ほどあり、かなり大きなキッチン、ダイニングルームです。収納の右端は冷蔵庫スペースです。
5枚引き戸2
引き戸の約半分を動かし内部の状態を写しました。
一番左が洗面室に通じる引き戸になり、右側4枚が収納の建具になります。4枚分の収納ですと、キッチン道具類に食器の収納もほとんど収納できるため、扉を閉じるとホワイト鏡面の壁面となる為かなりスッキリします。
5枚引き戸3
左の引き戸を開け、リビング、ダイニングから洗面室に行く通路になる開口部です。
このように収納の扉と間仕切りの引戸が一体感のあるデザインはお部屋がすっきりしてセンスのいい素敵な設計の間取りです。
5枚引き戸2
下部の戸当りです。フロアレールの左端に取付して通路側に収納の建具が行かないように、引戸用ゴムの床付け戸当たりを付けました。
5枚引き戸5
上部のガイドレールの左端にも戸当たりを付け通路側に他の建具が行かないように引戸用ゴム戸当たりを取り付けしました。
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施工事例
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キッチン1
今回お伺いした現場は、キッチンの背面収納4枚建て+1枚引戸になってるレイアウトで、右側4枚が収納で、左の1枚は洗面所に通じる片引戸になります。
キッチン2
左端の洗面室に行く通路になる開口部です。
収納建具と室内の引き戸が共用するのは、非常に珍しいぱたーです。とても合理的な間取りだと思いました。
キッチン3
内部の壁の割り付けは、建具の中心に間仕切り壁がくるように設置されています。間仕切り壁の厚みと壁の内法寸法を確認しながら寸法をとっていきます。
後に、会社に戻って、作図をしながら引違戸の割り付けを確認します。
キッチン4
建具の高さと、奥行の収まりの位置を確認するため、天井部の形状も細かく採寸します。建具の厚みも作図をしながら検討していきます。建具の厚みが30mm建具の隙間が各6mmとして最低114mm以上のスペースが必要になります。
現状の造作の状況は120mm以上ありますので、うまく収まりそうです。
このように、現場確認と採寸の際は予め建具の寸法と納まり方を創造しながら、採寸をしていきます。
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