原田

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クロス格子3
先日から各所製作した建具のうち、和室の建具の障子が出来上がってきましたので、取り付けしてきました。
和室の内障子です。
障子のデザインは色々出来るのですが、今回の組子の形状は、昔からある、オーソドックスな組子デザインで、荒障子といわれる形状です。
和室建具1
障子の取り付け場所は2階のバルコニーに面した場所で、遠くに山が見え、思わずバルコニーからの景色を眺めてしましました。
障子1
引き違いの内障子の荒障子の取り付けです。
障子からの光は柔らかくいい感じです。
押入れ
この写真は、押入れの引き違い襖です。グリーン系の和の質感のクロス仕様です。縁は白木スプルースです。
クロス張りの襖は、意外と知られてないのですが、襖紙よりもクロスの方が色柄が豊富で、お部屋の壁のクロスにも合わすことが出来ますので、クロス張の仕上げも良いかと思われます。
クロス格子
先日ブログに書きました、ガラス格子戸です。
前回から変わっていますのは、白木スプルースの写真でしたが、白の塗装仕上げに変わりました。
全体のホワイト系で統一ということで、とてもエレガントな建具に変身しました。
クロス格子6
他のホワイト系の建具や、クラシック調の照明器具などが付きますと、一層エレガントな室内に変わっていきます。
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施工事例
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クロス格子1
今回の建具は、少しデザインの凝った建具を作りました。
この入居者の方がインタネットでこのようなイメージの写真を探されて、これに似た雰囲気の建具を作ってほしいとのことでした。
クロス格子2
製作図面はCADを使うのですが、複雑な組子の配分も、分割機能などを使いますので、比較的、簡単に割り付けできます。縦横の框のサイズを決め、組子の大きさを決めると簡単に割り付けが出来ます。
デザインの凝ったものでも、意外と製作図面が早く書けます。
クロス格子4
引手は掘り込みタイプの木製の物をつけます。
使い勝手の良さそうな高さに格子の角が来たので、引手の高さを格子の角の高さに合わせました。
このようにぴったりそろえることを繰り返すことで、完成した建具のバランスが際立ってよくなってきます。
クロス格子3
完成したガラス格子戸です。キッチンとリビングに面した開口部に取り付けした建具です。
このように、建具のイメージ伝えていただければ、いろんな形の建具を作ることが出来ます。
まずは、お声かけください。
クロス格子5
下部の敷居レールの様子です。
あらかじめ大工さんと打ち合わせをして、敷居のレールの溝とピッチを決めます。
現場の造作大工や監督さんとの連携がうまくいくように神経をとがらせて図面を引きます。
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階段下1
今回の建具は、階段踊り場付近の下の収納スペースに
片引き戸を製作しました。
最初、この場所に伺った時には、開き戸を取付する考えが浮かんでました。
現地調査で内部の様子をのぞき込み採寸をしてますと、開き扉よりも、引き戸が良いような状況です。
会社に戻り引き戸の納まり図面を書き、工場に図面を送り製作しました。
階段下3
内部の天井部に上吊り式のレールと戸車で吊り下げるタイプの納まり方の引き戸にしました。
建具は階段下の奥のスペースに設置します。
高さの低い場所での作業ですが、何とか取り付けが完成しました。
階段下2
引戸は下部にはレールが無いので掃除などのお手入れが簡単です。

階段下4
建具の戸尻の下部には、緩衝材としてゴム製の床付け戸当たりをとりつけしてます。
階段下
写真は建具を閉めた状態です。
家の中にはデッドスペースになりがちな場所があります。
生活をしだすと、お部屋の隅になる部分が、煩雑な収納スペースになりがちです。
このように建具を取り付けることで、お部屋がすっきりします。
今回のように引き戸が完全に収納されるような建具の使い方は良い例だと思います。
開き戸にすれば手前に下がって開放する動作が必要だからです。
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建具細マド付
今回は、新築マンションに木製建具を収めてきました。
近年のマンションの木製建具はニーズの多様化と、コーディネーターや設計士さんのこだわりで、特注建具にされることが多く、色や建具のデザインが個性的になってきてます。
特注建具の為、表面材の色や木目の柄は自由にお選びいただけます。
収納1
決められたスペースの中で、間取りのや収納の位置やサイズが決められていますと、ちょっとした、不具合が生じてくる場合があります。
写真の左の収納は、左側が2枚折戸で、右側が片開戸になってます。このような配置になった場合、収納庫の片開きドアの取っ手部分と、リビング側の片開きドアのレバーハンドルが干渉することがわかりました。
収納2
対応策として、収納庫側の片開戸の上部にスライド式のタスキ状の金具があり、開く角度を調整することにしました。
マンション1
この写真は、洗面の片引き戸です。
通常のお使いの時は、掘り込み引手が見える程度に、建具が飛出しような設定にしてあります。
開口部は少し狭いのですが、人の出入りには支障のない開口寸法です。
引残し1
写真は、引き戸が壁よりも飛び出すように設定する為の戸当たり部材を取り付けしてます。
この金具を使うのは、洗濯機などの大きな機材を設置するときは、この戸当たり部品を回し外せるようにしてます。
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施工事例
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キッチンの背面1
今回は、キッチンの背面にブラウン系の3枚引違い収納を収めてきました。このフロアは2階で、搬入が階段からはできないため、2階のベランダからロープで吊り上げました。
最近のキッチンは2階が多く、現地調査にお伺いしたときは、搬入経路の確認が必要です。
キッチンの背面2
下部のフロアレールは、3本溝のアルミフロアレールを使用しました。左の扉は壁の手間にかぶるような納まり方になります。この場合、フロアレールを欠きこみ、手前の建具が左に脱線しないように、グレーゴムの戸当たりをつけます。


ガイド1
写真は、ガイド用の金具を取り付けていきます。
建具の前後の揺れを抑える役割で、引戸の鴨居溝の役割をします。下部のフロアレールの溝と平行になるように慎重に中心を合わせてから固定します。
キッチンの背面3
上下の金具の取り付けが終わると、建具の下部の戸車の調整ビスを回し、建付け調整をします。
走行テストを何度も繰り返して取り付けを完了します。
キッチンの背面4
ブラウン系のメラミン化粧板の建具の全景です。シックな色合いのキッチンの背面収納が完成しました。
今回のメラミン化粧板は表面にエンボス加工で凹凸加工があり、ダウンライトや反射が少ないタイプです。
メラミン化粧板の種類は豊富にありデザインの選択肢は広く、多くの設計者やデザイナーに好まれている素材です。
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建具1
今回は、先日採寸、現地調査にて製作しました建具が完成したので、取り付けに行ってきました。
写真は、キッチンの背面に取り付けする4枚引き違い戸です。初めにこの寝かせた状態で調整機能付きの戸車を固定します。室内の状態は仕上げ材が完成しているので、搬入の時養生材を敷き、慎重に作業しなければいけません。
キッチン1
天井部にガイド用金具を取付し、床は2連のアルミフロアレールを固定していきます。
上部のガイドレールの位置と下部のフロアレールの溝の中心がぴったり合うように、微調整し、固定します。
キッチン収納
走行テストを何度も行い、建付け調整をしていきます。
キッチン収納2
取り付けが完成しました。
ホワイトのマット仕上げのメラミン材を使用しました。州へのクロスと馴染んでます。
メラミン材は熱にも強く固いため傷がつきにくい素材です。
薬品にも比較的に強いので、家庭用の洗剤や調味料の汚れなども落ちやすいのでお手入れもしやすいです。
和室戸襖1
ここは、同じ住宅の和室、畳コーナーです、このにも片引き戸と2枚引き込み戸を収めてきました。
開放的な和の空間です。

玄関ホールに隣接してて、ほっとする空間です。
戸襖2
建具を閉じた状態です。ホワイトのマット仕上げのポリ合板仕上げです。これも周辺のクロスと馴染んでくれてます。
これ以外にも、洗面台と収納家具の扉を製作し収めてきましたが、狭いため写真に撮っていません。
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施工事例
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リネン収納
住宅メーカーの展示場の収納の扉を製作する為、現地調査に行ってきました。
このボックスは現地の大工さんが作った洗濯室用のボックスです。このボックスに扉を製作する為、寸法確認をします。
リネン
製作する扉の機能は、取っ手やつまみ類を無くして、扉をプッシュすることで開く機能にして欲しいとのことです。
ボックスの高さと幅を測ります。
側板の厚み寸法も測ります。スライド丁番を使用する場合、側板に扉がかぶさる寸法も関係してくるからです。
今回は側板の厚みが26㎜あります。
建具のかぶりを22mmに設定する為、厚扉等のΦ40mmのスライド丁番を使用することにしました。
スライド丁番は主にΦ35mm通常扉厚18~20㎜用と、Φ40㎜の厚い扉用22~30mmがあります。
この使い分けがだいじです。
収納1
この壁は、キッチンの背面収納に取り付けする4枚引違い戸を製作する為、採寸していきます。
最初に全体の寸法をとり、内部の間仕切り壁の寸法をはかります。
収納2
両妻に巾木が当たらないようになっているかも、チェックします。
収納3
天井と両サイドの内側に収まるので、特に高さは最低3カ所は測ります。
採寸した感じでは、誤差は2㎜程度でした。
許容範囲で納まりそうです。
許容範囲を超えている場合、手直ししていただく場合があります。
なかなかいい感じに納まりそうです。
会社に戻り製作図面を書き、工場に送り製作をします。
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施工事例
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レール2
今回の建具は上吊りレール式の金具に、下部ガイドレールをつけるタイプで、
写真の上部レールは、手先がソフトクローズ式の上吊りレールで2枚引込戸になります。
フロアレール1
下部のレールはガイド専用の戸車を取り付けるため下部にフロアレールを取り付けします。
このフロアレールには荷重がかからないようになってます。
荷重は上吊りレールのみになり、フロアレールにはガイド機能で、戸車が外れにくいようにばねの力が常に働いている感じです。
文章では説明しにくいですが、2枚引き込み戸のように建具の幅より移動距離が大きい場合にこのような方法を使います。
フロアレール2
下部のガイド用のフロアレールです。玄関の上り框部に取り付けします。フロアレールの厚みは3㎜です。事前に3㎜の段ができることを説明してあります。
シナ建具1
上下のレールがつけ終わると、引き戸の取り付けです。
上吊り用の戸車と、下部のガイド用の戸車をセットしていきます。
シナ建具2
2枚引き込み戸の取り付けです。
取り付けが完了しました。あとは調整ねじを回して建具の建付け調整をして取り付け完了です。
下部のガイド用の戸車も滑らかに走行しているようで、よかったです。
普段、あまり使わないような機構の金具を使用する場合、完成するまで気がかりで、今回も施工が完了するまで、じっくり最後までみてしまいました。
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施工事例
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アルミ建具1
最近納めてきた建具の中から特に印象に残ったシンプルなデザインの建具を紹介させていただきます。
この写真は玄関の土間に部に取り付けした、アルミフレームの引違い戸です。四方のフレームはシルバー色アルミ製で、上吊り式のレールから吊り下げた方式の建具です。
アルミ建具2
天井から吊り下げられているため、動きは軽く、床の小さな砂やほこりなどの影響はほとんどありません。
下部のガイド部品が中央に2個ついているだけなので、床掃除がとてもしやすくなります。
上部の吊り車にはソフトクローズ機能があり、建具が閉じる約50㎜程手前で、いったんブレーキがかかりそこからゆっくりと閉じるような動きをします。特に小さなお子様の指詰め対策には必要な機能になります。
引戸1
次のシンプルな建具は、洋室の中に設置したウオークインクローゼットの入口の建具です。
この建具はシナ合板のクリア塗装仕上げです。
シナ合板の木目はおとなしい木目なのでお部屋の中のコーディネーターの邪魔をしない簡素な印象の素材です

引戸2
この引き戸の掘り込み引手は、木製の引手を埋め込んであります。小さくて、とび出しも無いため、好評です。
引戸3
写真は上部に取り付けしたレールです。この金具も内部にソフトクローズ機能がつけてある為、指詰めなどが少なく、安全な引戸になります。
写真にはほとんど写ってないため分かりにくいですが、建具を空けたとき75㎜程度引き残しを設けてます。
引き残しは両面の引手が見えるようにするためで、開放部が少し狭くなります。そのため、大きく開ける場合、下部の戸当たりを外せるようにしてます。
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施工事例
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受付1
前回の続き、老人ホームの建具の現地調査に行ってきました。                           写真は受付カウンターの上にあるガラス格子戸です。
内側の事務所から、玄関ホールに通じる開口部に取り付けした建具で、素材は無垢の木製建具です。
ガラス障子についている組子は、デザインの少し凝ったものです。
受付2
事務所側の引手は、取り付け位置は結構シビアで、使い勝手のいい位置を確認し、寸法を控えます。
次回の建具に反映させるためです。
受付2
写真の写りが少し見えにくいですが、事務所から訪問客がよく見えるようにガラスの格子は、内側にはなく、ガラスがじかに見えます。
ガラス部は安全のため透明のアクリル板を使用されてます。
厚みとかもきっちり測って帰ります。
受付4
引き違い建具の下部レールは木目の面付のⅤレールです。
カウンターの上部に面付してます。
動きは軽くスムースです。
上部の鴨居の溝は従来の引き戸用の溝です。
木製部の塗装は最近の自然塗料を塗装されてます。
受付5
事務所側からのみ施錠するためのカギです。
この鍵は、ワンタッチロックという鍵で、施錠がとても簡単で、つまみを45度ほどねじるだけで、ロックでき、解除も反対にねじるだけです。
簡易的な施錠金具ですが、使い勝手の良いカギだと思います。
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施工事例
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格子戸1
今回の現場調査は、建築中の老人ホームに取り付けする建具のデザインを決めるため、現在稼働中の老人ホームに行き、参考にするため、既存建具の調査にお伺いしてきました。
写真の建具は玄関内の間仕切り用の格子戸です。
格子戸2
まずは、ガラス格子の木材の種類や、各部の寸法を測っていきます。この建具の材種はスプルース材のようです。ガラス部分は透明のアクリル板のようです。
四方の框材や、格子の寸効などを細かく採寸していきます。
塗装は、最近室内用の建具によく使用される、自然塗料を使用されているようです。
自然塗料はシンナーなどの有毒溶剤を含まない塗料で、塗料メーカーのカタログなどでは、子供用の木製玩具などにも使われたりするくらい安全性の高い塗料とのことです。
鎌錠1
次に使用金具の調査です。上部には重量用の上吊りレールを使用してました。そして上部には職員が使用する為だけの鎌錠が取り付けられてました。
高さの高い位置にカギをつけるのは、入居者が誤ってカギを空けて建物の外へ出ていかないようにするため、このような届きにくい場所にカギを取り付けします。
このような対応は、保育園などでも園児が出ていかないようにされてます。
格子戸3
下部の引戸用鎌錠は通常の高さに設定されてます。
老健
手先のハンドルは長さ600タイプでした。
老人ホームの引戸は棒ハンドルが多く、引き残しをとります。引き残しと棒ハンドルの位置は、手先の部分にと引き込んだ時の指詰めをしない寸法を考えながら框の幅と棒ハンドルの隙間を考慮しながら寸法を決めなければいけません。
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施工事例
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キッチン4
キッチンの背面に取り付ける3枚引き違い収納の建具を製作、取り付けしてきました。
取り付けの際、下部のフロアレールを取り付けします。
このフロアレールは厚みが3㎜と薄く角はテーパーになっているため、引っかかりが少なく、建具の走行も滑らかでよく使用します。
キッチン2
上部のガイドレールを取り付けしたら、走行テストを何度も繰り返します。
建付け調整をして完成です。
キッチン3
このブログでも何度かご紹介させております。メラミン化粧板の白の鏡面仕上げです。
白は汚れが目立ちやすいですが、鏡面にすることで、表面がつるつるして、汚れがとても落としやすく好評です。
メラミン化粧板の特徴の薬品類に強く固いため、研磨剤入り意外の洗剤はほとんど大丈夫です。
研磨剤入りの洗剤は表面を削る為、つやが無くなりますのでお勧めできません。

キッチン1
建具の左の床と天井部にゴムの戸当たりを取付して完成です。
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戸襖1
今回の木製建具は、リビングと和室に面した建具の入れ替え工事です。元々この場所に入ってた建具は、木製の紙張り障子で、最近和室を寝室に使用されているとのことで、和紙張りの障子では朝の光が入ってくるので、光の入ってこない戸に変えたいとのことでした。
永年住まわれていますと、子供さんなどの独立とかで、住まい方に変化が必要になってくることがよくあります。
戸襖2
リビング側は洋風で明るい色合いがいいとのことで、アイボリー系木目柄の表面材をご提案させていただきました。
掘り込み引手は、茶系のアンバー色の物を使用しあえて目立つようにしました。
戸襖3
反対側の和室から見た写真です。
縁や引手は、既存の押入襖に合わせました。
襖紙の柄は、お客様のお好みでお選びいただきました。
戸襖4
シルバーとライトグレーの木の葉模様の柄です。
上品な柄をお選びいただきました。
襖紙の柄は、毎年各メーカから新しいサンプル帳が送られてきます。今回も数冊お持ちしました。お客様と柄を選ぶのは楽しい時間です。
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片引戸
今回の製作した木製建具は、とてもシンプルなデザインの建具で、素材はシナべニアのクリア仕上げで、シンプルで素朴な仕上がりの建具です。
室内の間仕切りの建具は上吊り式の片引き戸です。
シナ2
引戸にはソフトクローズ機能を持った戸車を使用しているため、閉じる少し手前からソフトクローズ機能が働き、ゆっくりと自動で閉じてくれます。
この機能は引き戸の指詰め事故を軽減してくれます。

シナ3
引き戸の引手は木製の引手が扉と同面に埋め込んであり飛出しが無いため、衣類などが、引っかかることがありません。
鎌錠
写真はトイレの引き戸用の鎌錠をつけてます。
表示が大きなサインがあり、非常開錠用のコイン穴があります。
飛出しも少ないタイプを使いました。
鎌錠が見える位置に来るように引き残しをとり、金具が隠れないような位置にストッパーをつけてます。
折戸1
この写真は、吊り式の2枚折れ戸です。
手掛かり金具は小さめで、シンプルな建具になります。
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施工事例
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門戸1
先日 古い個人宅への改修工事をされるので、門戸の現地調査にお伺いしてきました。
門と塀を全体にリニューアルされるということで、ガラス入りの格子戸も老朽化が激しいので、交換を検討されるという現場でした。
建具全体もかなり古く下部あたりが、腐食してます。

門戸1
建具の下部の羽目板あたりが浮き、隙間もあり、四方の框や格子部もほぞが緩み、グラグラ歪む感じです。
元々の建具の造りは、良いもので、ガラスの4角のイリズミは隅丸と、丁寧な作りになってました。
ただ、下部の腐食は激しく、新調の方向で話はすすんで
行きました。
門戸3
採寸は複雑で、内側のガラスの固定の仕方も調査します。
タテに十字にガラス押えが入り、擦りガラスは4枚はめる様になってました。
門戸2
カギは中折れ締まりに、引き違い錠が取り付けしてあり、
廃番の商品の可能性が高いです。現行商品で代替品があるか、会社に戻り調べなければいけません。
門戸4
敷居は天然石の御影石で出来てます。
現状のレールの取り付け方も調べます。
新しい格子戸を復元するのは、丁寧な現地調査が必要になります。なかなか難易度が高そうです。