原田

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レール1
キッチンの背面収納の3枚引違い戸が出来上がりましたので、取り付けに行ってきました。
まず最初に上部のガイドレールを取り付けて行きます。今回のガイドレール隠しのカバーは天井が下がってきてます。(茶色の天井部分)

フロアレール
フロアレールの取り付けは壁の部分を欠きとって取付します。戸当たりゴムも床に固定します。
一番手前の右側は壁が無いため、脱線防止の為です。
レール上
上部のガイドレールは、仮止めし、引き戸をセットして、引き戸の転がり具合を見ながら微調整して固定します。
下部のフロアレールと平行に合わすためです。
キッチン1
引き違い戸のセットが終わりました。
建付け調整をします。下部の戸車に調整用のビスがあるので調整します。走行テストを何度もし、不具合が無くなるまで調整します。
茶色の下がり天井はダイニング側に間接照明を仕込むための物でした。最近の流行のようです。
キッチン2
今回の引き戸の表面材もメラミン化粧板仕上げです。
ホワイトのマット艶消し仕上げです。
壁面のクロスと馴染んで壁面の仕上げと調和します。
メラミン化粧板は樹脂板なのですが、比較的固い素材で、汚れも落ちやすいです。お手入れが簡単です。
ほとんどの家庭用の洗剤が使えます。ただし研磨剤入りの
洗剤はキズをつけてしまう物もあり使えませんのでご注意ください。
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施工事例
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新築住宅の和室の収納ボックスに扉を製作して欲しいとのことで、現場調査をして、建具を製作しました。
現場は、大工さんがホワイトのパネルで収納用の吊り式の
BOXを作ってました。
スライド丁番の建具は現地では製作が難しいので、当社に製作依頼が来ました。
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製作した扉の取り付けの状態です。
ボックスと扉の寸法的な関係は、建具屋のノウハウがいります。採寸したBOXの寸法を作図して寸法を決めて製作します。
スライド丁番のかぶり寸法と調整寸法を細かく精査します。丁番の種類もたくさんあるので、適合する丁番を選びます。
写真は全かぶせタイプのスライド丁番です。
両妻に使用します。
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このスライド丁番は半かぶせタイプです。
丁番選びを間違うと開閉できなくなります。
扉の丸穴の位置も丁番の設計図を見て決めます。
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扉の取り付けが完成しました。
全方向の隙間が均一になるように微調整して取り付けが完成します。
緩んだビスを固く締めて確認をします。
スライド丁番は全方向、左右、上下、前後と3次元の調整がプラスドライバーだけで調整できるのが特徴です。
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吊り押入れには、取っ手がありません。
建具の下部が20mmほど下がっているので、手掛かりになるからです。
建具の表面材はホワイトのマット艶消しタイプです。
周辺のクロスにしっくり調和してます。
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今回ご依頼のキッチンの背面収納はかなり大きく収納スペースの全長は7mあまりの寸法です。
この場所に8枚建ての引違戸を取り付けしていきます。
前回現場調査にて伺った時よりも仕上げ工事がずいぶん進んでました。
他業者の材料もたくさんある為片付けながら搬入をしていきます。
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最初に下部のフロアレールと上部のガイドレールの取り付けからスタートします。距離が長いのでレールも2分割にしました。ジョイントの接合部の取り付けは特に慎重に、正確に固定していきます。戸車がジョイント部を通るときにジョイントの段差でガタツキ音がするためです。
正確にするのは、段差が大きいと戸車に小さな傷をつけてしまうため戸車の寿命が短くなるからです。
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建具の設置をしていきます。戸車の調整ねじを回して建付け調整をしていきます。建具の枚数が多いのでじっくり時間をかけて正確に調整します。
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全体の建具8枚の取り付けが出来ました。
ホワイトの鏡面の壁面収納が完成しました。
建具の表面は、メラミン化粧板のです。
アルコールや家庭用の洗剤ならほとんどの物が使用できるため、お手入れのしやすい優れモノの建材です。
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別の角度からみた建具です。
キッチンカウンターの背面収納の中には、冷蔵庫、家事机、炊飯器、オーブンレンジ、トースタなどほとんどのキッチン家事に使うものが収納されるように、内部が仕切られ、可動棚が沢山セットされてます。
内部は建築側大工さんの工事です。
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先日ご近所のお客様が当社にお持ち込みいただいた食器棚のガラス扉です。
2枚ガラスの内、片方のガラスを割ってしまったそうです。
割れたガラスも持ってきていただいたので、メーカーにガラスの寸法を伝えるのに助かりました。
ガラスは面取りガラスでした。
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ガラスの入れ替えが出来たので取り付けに行ってきました。
心配してた新しい丁番も古い丁番と加工がバッチリ合い取り付けもスムーズにいきそうです。
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旧タイプの丁番は、錆びて腐食が激しかったので、新しい丁番を探しました。古い丁番も持ち込んでいただいたので、探すのに助かりました。
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開閉操作は入念にして、隙間調整を微妙に調整します。
個本的には丁番についてる3カ所のビスをドライバーで回して建付け調整をします。
家具用のスライドの特徴はプラスドライバー一本で高さ、左右、前後と3次元の調整が出来るので、大変便利な機構の丁番です。
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お預かりした扉は、フレーム部分もかなり汚れてましたので、きれいに拭き掃除もしました。
綺麗になった扉を見て喜んでいただけました。
ほんの少し手を入れるだけで喜んでいただけたので、こちらも幸せな気分になりました。
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P1020958
先日現場調査して、製作したトイレの建具が出来上がってきましたので、交換工事に行ってきました。
写真は取り外した古い木製ドアです。
汚れて変色し、かなり傷みも激しい状態でした。
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写真の手前は、新しく出来上がった建具です。
丁番の堀込み加工の為に並べてます。
古い建具の加工位置をぴったり同じ位置に合わせるために、ケガキのラインを墨付けしてます。
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丁番の掘り込み加工をするための工具はこれです。
トリマーという工具で回転する刃物が、定規に沿って扉の木口を削るようにセットします。
丁番の掘り込みをこの機械で加工します。
木のくずが大量に出ますので、周辺の養生をしっかりしてからの作業になります。
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既存の丁番はこのまま使用できそうです。
現場調査の時にシリコンスプレーにて開閉の確認をしてます。
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新しいトイレのドアのレバーハンドルはシルバーのマットタイプのレバーハンドルです。
上部の明かり窓も同様にシルバー色にしました。
既設の通風ガラリは今回は無しで、代わりにアンダーカットで床との隙間を大きめにするように製作の高さを小さくしました。
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新しい建具の取り付けが完了しました。
ホワイトの建具がついて、所員の方も綺麗になって喜んでいただけました。
元々の建具が、汚れてボロボロの建具でしたので、よりばえたのかもしれません。(笑)

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P1020812
先日現場調査に行ってきた建具が出来上がったので、取り付けに行ってきました。
現場はクロスなどが仕上がって美装もきれいに出来てました。
道具と建具を運び込む前に床に養生マットを敷きます。
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最初にフロアレールを床にビス止めし、脱線防止の為戸当たりゴムを固定します。
上部にはガイド用のⅬ型金具を3本ビス止めです。
下部のレールの中心に来るように平行ガイドを当てながら慎重にビス止めします。
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上部のガイドレールはくぼみにビス止めするので,
周辺のクロスに傷をつけないように慎重に作業を進めていきます。特にアルミの角がクロスにあたるところは、養生シートを当ててビス止めしていきます。
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この写真の部分は特に傷をつけやす場所です。慎重に作業します。
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引き違い戸の取り付けが完成しました。
建付け調整をして、走行テストを繰り返し完成です。
今回製作しました引き違い戸も表面材は、メラミン化粧板です。メラミン化粧板は、樹脂板ですが、比較的に硬くて薬品類にも強い素材です。なので、キッチンの油汚れがついても家庭用の洗剤程度ならお手入れしやすいです。アルコールも大丈夫のようです。(目立ちにくい部分でテストが必要です。)
ただし、キッチンのスポンジの柔らかい部分のみでお願いいたします。茶色の硬いスポンジや研磨剤は厳禁です。
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今回のご依頼は、食器棚の家具の扉のガラスが割れたので、
ガラスの割れ替えをしてほしいとのことでした。
当社に持ち込みされました。
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扉のガラスを調べると、3mmの透明ガラスに四方面取り加工をしたガラスです。
3mmのガラスに面取り加工がしてあるので、周囲は非常に薄く1.4mm程度になってますので、割れやすいです

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ガラス押えを外し、再製作するガラスの寸法を調べていきます。割れたガラスと残っているガラスを調べていくとようやく新しく製作するガラスの寸法が出ました。
割れたガラスも持ち込んでくださると助かります。

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お話をお聞きすると、元々丁番の調子が悪くなり、開閉しにくくなってきたので、扉を外して床に置いてたそうで、その扉のガラス部分をうっかり踏んで割ってしまったとのことです。
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写真は持ち込んでいただいた扉についてた家具用の丁番です。かなり痛みが激しく、特に吊元の座金が風化したような状態でした。
このタイプの丁番は現在入手しにくい海外メーカーの物です。
国内の家具用の丁番のカタログをいろいろ調べなくてはなりません。
スライド丁番にはキャビネット側に扉がどれだけ被るかが重要になります。それによって丁番の型番が決まってくるからです。
いろいろカタログを調べた結果、国産メーカーに近似タイプの丁番が見つかりました。


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今回の現地調査の収納は、今年最大級の引き違い戸で、8枚引き違いの建具を製作致します。
ここもアイランド型のキッチンの背面収納になります。
現地にお伺いすると7Mを超える壁面に全面収納の壁が出来てました。
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まずは、左の方から採寸していきます。間仕切り壁の厚みと内側の寸法を3ヶ所ずつ丁寧に採寸していきます。
中央の窓は下にカウンターがあり、家事コーナーになるのでしょう。
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向かって右側の間仕切壁も丁寧に採寸していきます。
一番右側は冷蔵庫がすっぽり収納できるようになってます。
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上部の幕板の内側に扉が付きます。
建具の枚数がどのように納まっていくのか、造作の平面図を見ながら確認と採寸を繰り返していきます。
中央の間仕切壁の中心から左右に4枚建ての引違い戸をつけます。
下部のフロアレールもこの中央で分割することになりそうです。フロアレールの最長長さは4Mまでになるからです。
配送的にも4Mまでが適当な長さです。
ちなみに私が乗っている社用車の新車のレジアスを与えていただいているので余裕ですが。
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巾木の状態も間仕切壁の手前で止めてあります。
最近では大工さんも建具の納まり方もよくわかってくれていますので助かります。
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最期に全体の総間口を採寸して終了です。
会社に戻って建具の割り付けと製作図面を書きます。
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今回のご依頼は、事務所の移転に伴い、事務所の内装を仕上げた物件で、室内のトイレの木製建具が古いままなので、新しいドアに交換してほしいとのことで、お問い合わせいただき、現地調査にお伺いしてきました。
写真のとおりかなり古くて汚れたドアがついておりました。
周辺のクロスや床のCF材が新しくなってますので、古さが際立ってました。下部の黄色く見えるパネルは通気のガラリです。
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早速現地のドア枠の寸法を採寸していきます。
ドアの枠の内側の寸法と現状のドアの厚みを調べます。
それから開口枠のストライク部の位置とサイズを細かく採寸していきます。
新しく作るドアのレバーハンドルのラッチ部が枠のストライクにぴったり合うようにするためです。
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写真は既設のドアについている、フロントプレートとラッチです。前後に出入りする部分がラッチといいます。
この部分も細かく測ります。MIWAと刻印が見えます。
フロントプレートが中心でないのも気になります。
採寸した個所を原寸の図面を書いて微妙なずれを検討してみたいと思います。


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現状のレバーハンドルは少し特殊な形状をしてます。
会社に戻り、カタログを確認してみます。
MIWAのⅬⅬシリーズでした。
でっぱりが少ないので狭い廊下などに使用するタイプでした。
今回新調するのは、事務所側が広いので、使いやすい通常のレバーハンドルにします。
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折戸2
既設のスチール製の折戸が完成しましたので、交換工事にお伺いしてきました。
現在までお使いのスチール製の折戸は上下のガイドレール部の金具が破損して
開閉が出来なくなってました。もともと開閉は重く、動かしずらかったらしいです。
取り外しの際、今まで狭い浴室側から開くように取り付けしてましたので、吊元を左側にした方が開けやすいのでは、とご提案させていただきました。
当初の建物の設計の段階に業者が気がつかなかったのかなぁーって。少し不思議に思いました。


折戸3
完成した木製の2枚折戸を取り付ける際、
脱衣室側から開けることが出来るようにしました。
吊元を左にしました。すると、物入れの中が見やすく、品物が取り出しやすいようになりました。
折戸4
引手は2個取り付けどちらの引手からでも、手がかかるようにしました。
スチール製の折れ戸と違いずいぶん開閉が軽く動かせるようになりました。
掘込み引手
引手は飛出しの少なく、通路のじゃまになりにくいように、掘り込み引手をつけました。
掘込み引手
掘り込み引手は、ほかにもたくさんの種類があります。
今回の引手は幅広で、下からすくい上げるげるような形状で、ゴミやほこりが溜まりにくいの物を使用しました。
他にも引手はいろんな種類があります。
飛び出すタイプにはなりますが、タオル掛けと兼用になりタイプなどもありますので、お気軽にご相談下されば幸いです。
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施工事例
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背面収納3
今回のキッチンの背面収納は、ブラックの艶消し仕上げの化粧板です。正確にはアイカ工業製の指紋レスメラミン化粧板です。色は暗めのチャコールグレー色です。
特徴は黒なのに、指紋のなどの汚れが目立たない表面材です。内部のホワイト使用は別途工事なのですが、収納部は明るく清潔感があり使い勝手が良さそうな感じです。


背面収納3
下部のフロアレールです。手前の右の扉だけが、袖壁に被さるようになります。そのため右の端に戸たりを固定し、建具の脱線を防止します。
上部はアルミのガイドレールを取り付けします。
走行テストを何度も繰り返し、取り付けを完了しました。
背面収納2
写真は扉をすべて閉じた状態です。
ブラックの引き違い戸がシックなインテリアを作ってます。
今回の指紋レスのメラミン化粧板は、さすがで、建具の施工時に何度も持ち直ししてましたが、気になるほどの指紋は付きませんでした。
とは言っても、メラミン化粧板の拭き取り清掃はして取り付け、完了しました。
背面収納1
リビング側からキッチンの全体を写してみました。
広いLDKです。キッチン回りはブラックで統一されてます。チャコールグレーの繊細な色合いが素敵です。
天井の間接もつけると生活感の無い、異空間のリビング、ダイニングになりそうです。
背面収納5
ちょっと気になった、おしゃれなクリスタル製のダイニングの照明。
思わず、パチリ、撮影しました。
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施工事例
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丸窓月建具
今回の木製ドアは、新築の動物病院の建具を各所製作し、取り付けに行ってきました。
建具の表面材はキズに強いメラミン化粧板をすべての木製建具に使用しました。動物が出入りする際に爪でキズをつけることが無いように、硬い素材で製作いたしました。
動物2
丸窓の中は個室のようになっており。入院患者のネコやワンちゃんを入れるような小部屋になってました。
丸い窓から様子が見れるようになっており、窓ガラスはペアガラスで、ドアの内部にはグラスウールを充填し簡易の防音ドアになってます。
動物3
待合室から処置室の建具は、上吊りレール式のソフトクローズ機能をつけた引戸です。
おしゃれな弓型の窓は、外部からよく見え、おしゃれな外観みマッチしてます。
この建具の素材もメラミン化粧板を使用してます。
大きなワンちゃんが飛びついても、キズが付きにくいようになってます。
動物3
トイレのドアは、人用の建具で、レバーハンドルと表示機能があります。
動物5
この建具は動物病院のレントゲン室の建具です。
鉛のプレート張りでかなり重いです。
この建具だけ丁番は中重量用の丁番を使用しました。
動物6
レントゲン室の建具の断面です。
下部のグレーのラインは、1mmの鉛プレートをプレスしてます。
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施工事例
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折戸1
今回の現場調査は、分譲マンションにお住まいのお客様からのご依頼で、当社のホームページのブログに書かれた木製の折戸の施工事例を御覧になって、当社にお問い合わせいただき、現地調査となりました。
永年お使いになられたスチール製の2枚折戸が開けにくくなて困っておられ、今回の木製折戸に交換することを検討されてました。
折戸の一部が変形し、上下のレールに引っかかり開閉に支障が生じてました。
折戸2
現状の折戸の開き勝手も、脱衣室から洋室ドアの狭い場所からの開閉する方向になってました。
当初からマンションの設計がこんな設計になっていたからだと思いますが、、
今回の新たに製作する木製折戸は、開く方向を再検討することになりそうです。
折戸1
工場から製作した折戸が出来上がってきました。
折戸用の丁番を取り付けし、出荷準備を進めます。
折戸3
折戸の内側の丁番は3個が標準です。
中心をきっちり合わせて固定していきます。
折戸2
開き勝手の件で、最後まで思案中の部分がありましたので、左右の開き勝手を変更できるように、左右に掘込み引手をつけるデザインにしました。
通常片方に1ヶ所つけるのですが、
今回のように、取り付け時にお客様に見ていただき、急遽、左右変更できるようにするためです。
出来るだけ大きめで、飛出しの少ない引手を選びました。

オーダーメイドの建具は、使用されるお客様が可能な限り使いやすい形状をご提案させていただくのが使命だと考えております。
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施工事例
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洗面1
今回の製作した建具は、洗面化粧台の下部のキャビネットに取り付けする建具です。
下部のキャビネットは大工さんが製作し、そのあとに当社が製作した建具を取り付け、完成させました。
洗面2
洗面カウンターの下部は両サイドはパネル式、中央は帆立式です。
建具を製作する前に、パネルの厚みや帆立の寸法を細かく採寸し、建具の製作図面を作ります。
洗面3
今回の丁番は家具用のスライド丁番を使用しました。
スライド丁番には、建具が側板に被さる寸法がいろいろあります。丁番を選びながら建具のサイズを決めます。
今回は扉の幅を均一にそろえるため、最初に設計図を書き、中央の帆立材の位置出しをして、監督に伝えました。
洗面4
事前に打ち合わせした通りにパネルと、帆立の位置が出てましたので、ぴったり取り付け出来ました。
このように、別々に製作する場合は、事前にお問い合わせいただくと、設計図を書いてピッタリ納まるように考えます。
洗面5
建具の上部は船底型でカウンターの下部に指先を掛けて空けるような扉のデザインです。
つまみや取っ手などの飛出しが無いので全体的にスッキリとした洗面化粧台になりました。
すべてオーダーメイドなので扉の色や形状は自由にお選びいただけます。お気軽にご相談ください。


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襖5
今回の現場は和室の吊り押入れに襖を製作しその下の地窓に木製の引き違い障子を製作し、取り付けしてきました。
最近の押入れは小さなものが増えてます。
これは、ベッドの家庭が多く寝具が少なくなってきているからなのでしょうか。
障子3
奥の地窓から光が取り込めます。
障子4
地窓の引き違い障子は、組子がタテだけで、とてもシンプルです。
この障子は白木のスプルース材で製作してますが、
黒の塗装をしてます。
塗装のタイミングは、障子のフレーム部分が完成してから黒で塗装をし、紙張りをしてます。
障子1
写真は別の現場の引き違い障子です。
住宅の設計士さんの希望で組子はタテだけで作ってほしいとのことでしたが、紙を貼った後で紙の伸縮でタテのフレームが引っぱられて曲がることがありました。
背の高い障子だからです。
そこで、横に1ヶ所だけ組子をつけることにしました。
でも、これでも十分シンプルなデザインの障子が出来ました。

障子2
写真のサイズですと、タテだけで大丈夫です。
組子のデザインは、自由なデザインが可能です。
紙の色や柄も豊富に選ぶことが出来ます。
ご相談下さればサンプルをご覧になれます。
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施工事例