原田

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洗面1
今回の依頼の建具は、洗面化粧台の扉の製作の為現地調査に行き、建具の取り付けに行ってきました。
この現場は、洗面化粧台のBOX部分は大工さんが化粧パネルを加工して、各所のキャビネット部を製作してました。
キャビネットが完成してから、現場実測をして建具を製作して取り付けるようになりました。
洗面2
今回のご依頼で建具だけ、当社のほうに依頼来ましたのは、建具には丁番や他の金物の知識が必要になるからです。
このキャビネットに取り付ける扉に使用する丁番は、家具に使用されるスライド丁番を使います。
スライド丁番は開くときに手前に持ち出しながら開くので、家具やキッチンなどに多く使用されます。
洗面3
下部のBOX部分にもスライド丁番を使った扉を使いました。現場実測の際は側板の厚みが25mmと厚いため、スライド丁番と扉の加工寸法の決定には少し苦労しました。
洗面4
下部の扉もぴったり納まりました。

洗面5
扉には引手や取っ手が無いため、バネで飛び出すタイプのマグネットキャッチを取り付けしました。
マグネットキャッチにも少し飛び出すタイプと25mmと大きめに飛び出すタイプがあります。
家具用の金具には、様々な用途の物があり、ホームセンターでは手に入れることが出来ないものがあります。
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施工事例
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収納1
今回はキッチンの背面に取り付ける背面収納の3枚引き違い戸の現地調査に行ってきました。
建具は袖壁の右側に取り付けします。
収納2
袖壁の上部の状況です。天井の高さに段差があり、奥の天井に引き戸を3枚納めるようになります。
床から天井までの高さが違うので、気を付けて測らなければなりません。天井高さ、下がり天井の高さ、袖壁の厚みなどを出来るだけ正確に測ります。
収納3
間仕切壁の正面の下に巾木を張らないように、事前に監督さんにお願いしてましたので、打ち合わせ通りに出来てました。
収納4
上部の間仕切り壁と天井との隙間も3枚引き違い戸が十分納まるようになってました。
右側も天井高さを測ります。左の天井の高さと、右側の天井の高さは2~3mm違う場合があるからです。
収納5
右側面の壁も問題なく出来てました。
この現場のように、壁や天井の状況がシンプルな状態でも、1ヶ所、1ヶ所丁寧に見て、採寸していきます。気を抜くと思わぬ落とし穴があります。
最後に全体の寸法を各所再度測って帰ります。

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施工事例
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引き違い2
西宮市の某会館の受付カウンターに引き違い建具を取り付けに行ってきました。
窓付の木製引き違い戸です。材料はスプルース材でガラスは5mmの透明ガラスをはめ込んでます。
塗装は別途工事でしたので、塗装後に再度建付け調整に行ってきました。
引き違いガラス戸1
写真では少し見えにくいのですが、中央に中折れ錠をつけてあり、室内側から、施錠できるようになってます。
引き違い3
前回の現地調査の時に下部のレールの間隔が広がっていましたので、建具を製作するときに戸車の加工を外側にずらして加工しました。
引き違い4
建具の上部にアルミ製のガイドレールを取り付けし建具の走行を滑らかにガイドしてくれます。
鴨居溝の代わりのような役割のものです。
引き違い5
取り付けが完成しました。
走行テストと建付け調整を何度も繰り返します。取り付け完了しました。
特注の建具の場合、サイズや素材のご希望やデザインなど自由に製作させていただけます。機能部品の制限はある程度ありますが、自由な発想でお作りすることが出来ます。
お困りごとなどあれば、お気軽にご相談ください。

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施工事例
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受付の建具1
今回の現地調査は、某会館の受付カウンターの建具を製作する為、現地調査に行ってきました。
この開口部の採寸をしました。
現状は、事務所と廊下に面した壁に開口があり、木製集成材のカウンターとその上に木製の3方枠があります。
この場所にガラス窓付の引違い戸を製作致します。

受付の建具2
カウンターの中心には2本の溝ガイドあり、Ⅴレールの用です。溝の幅と深さ、ピッチを採寸します。
この寸法にもとに、建具の厚みと戸車の取り付け位置の指示が出せます。
受付の建具3
開口部の両サイドの縦枠には5mmの防寒しゃくりの溝がついてありました。幅はこの溝の奥の寸法が、建具を作るときの基準となります。この溝は、字のごとく、寒気の侵入を防ぐのと、明かりの侵入を防ぐ役割をします。
今回の建具は窓付の為、関係ありませんが、、。
レール溝
採寸の時に気がついたのですが、事前に打ち合わせした時よりも、レールの溝の間隔が広くなってました。
会社に戻り、建具の製作図面を書くときに、建具の中心からずらした位置に戸車の加工をするかもしれません。制作図面を書くとき、少し工夫しなければいけません。
受付建具4
現地調査が完了しました。
会社に戻り、採寸したノートを元に引き違い建具の製作図面を作図します。
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施工事例
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現調1
この場所は階段下のデッドスペースに2枚折れの折戸を作ります。天井の梁の部分に上部レールが付きそうです。梁から床の高さを左右、測り、開口部の幅も測ります。
特に開口部の幅は寸法が2~3mm変わっている事があるので、上部、中央、下部の3カ所を測ります。
現調2
折戸は、吊元が回転して開くので、戸厚よりもたくさん奥行が必要になります。内部の天井にある部材が当たらない距離がありそうなので、問題なく納まりそうです。
写真には写ってないのですが、下部に巾木が飛び出していないかも確認致します。
現調3
この現場の採寸場所は、少し複雑で、特に高さの寸法を測るときが要注意です。
この建物の特徴は、梁が天井から4~5mm下がっています。しかも、梁に沿うように引戸建具の上吊りレールが取り付けられる場所と、梁材と交差する場合があり、高さを測る場所が変わります。特に梁を交差して上吊りレールを取り付ける場所には、レールの上部に段差をそろえるための部材が必要になります。
現調4
この場所は、上吊りレールが付く片引戸の梁部です。
この場所には天井の梁と平行に建具が付くため、梁下から床の仕上がり面までの寸法を測ります。これで引戸の高さが決まります。
現調5
これは片引戸が付く戸袋部分です。開口部と、戸袋部の寸法を測ります。
現調6
写真の洋室部の右奥に収納引き戸を作ります。
右奥の柱間の開口幅と梁下の開口高さも採寸しました。
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施工事例
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シナ建具
今回製作しました木製の建具は、シナ合板を使用した、天井いっぱいまでの引違いの建具です。
この場所は後程、畳を乗せて、和室の部屋です。そのため、中の棚は押入れ式になってます。
シナ建具
この押入れの建具は3枚引違い戸です。
木製の建具にクリア塗装をした建具は、和風にも洋風にも馴染むので、ナチュラルなクリア塗装仕上げが、お勧めです。
艶を抑えた塗装仕上げは、自然な木質感でいい感じです。
シナ建具3
和室からリビングの取り合い部の3枚引き込み戸も製作、取り付けしてきました。
下部は敷居にあらかじめⅤレールの加工をしていただき、Ⅴレールを3本嵌め込みます。
上部はアルミ製ガイドレールを取り付けします。
引手は木製の掘り込み引手をつけてます。建具と馴染んでしまい、写真ではみえにくいいです

シナ建具4
この写真は階段横の収納スペースにも2枚折戸を取り付けしました。
この場所は、階段が左側に曲がる廻り階段になっているため階段下の有効利用の為の収納スペースです。
引手は小さなシルバーの手がかり式の物をつけてます。
シナ建具5
この2枚折れ戸は、写真では解かりにくいですが、上部のガイドレールだけで、下部のガイドレールはありません。
そのため、下部のフローリングがフラットになっているため、ゴミが溜まりにくく、お掃除がしやすくなってます。
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引き分け戸
今回の建具は、大勢の人が集まる、集会所的な部屋の出入り口の建具です。
引分け戸は、2枚の引き戸が引き分けるため、開口部が広くなるため、集会所的な場所に使われます。
上吊り式レール
上部は上吊り式で、ソフトクローズ機能の戸車を使用しました。建具を閉じるときに5㎝ほど手前からゆっくりと戸が閉まる為、指詰めの危険が軽減されます。
引分け
施錠をしたいとのことですので、引き戸用の鎌錠を取り付けしました。
廊下側は、シリンダー錠で、室内側はサムターンです。
引き分け戸
引分けドアの閉じた状態です。
鎌錠の取り付けをする場合、前後の揺れを抑える金物が必要になります。
フランス落とし
上吊り式の引分けドアにするには、下部のガイドが1ヶ所しか無いため、片方にフランス落としが必要になります。
今回は、ドアの手先部分に木口付けの掘り込み式のフランス落としをつけました。
また、フランス落としの上部に、ガイドの部品も必要です。
この装置は、オン、メンの部品で、引き分け戸のサイドの
手先、木口部分に取り付けます。片方がばね式のローラーになってて、片側のくぼんだ部分に正確に差し込まれる装置です。
これにより、引分けドアの面が目違い無く 正確に合わさるようになります。
上吊りレール式の建具は床の手入れがしやすいため、好評ですが、施錠方法が複雑で、いろいろ工夫が必要です。
何とか、スッキリ納まりました。


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施工事例
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洗濯機台2
以前から自宅の洗濯機の置いてる場所が庭にある為、作業性と同線が長く使い勝手が悪く思ってました。
今回の新コロナの為の自粛で、家の修理など、気になるか所の点検をする機会が増えました。
今回の選択置台は、休日にホームセンターに行き2×4の木材をカットしてもらい、組み立て用のビス穴は、作業コーナーにあるボール盤にて下穴をあけて帰るようにしました。
最近のホームセンターの作業スペースは広く、設備も自由に借りれるため、快適に製作出来ました。
洗濯機台5
あらかじめ、設計図と木どりの図面を書き、各パーツを仕上げて持ち帰り、ビス止めだけで組み上げました。
洗濯機の水を入れて回転することを考えると、200キロ以上の耐荷重にも耐える台にしようと考え、6本脚のテーブルにしました。若干強靭すぎたかもしれませんが、、

洗濯機台1
天板はタモの集成材を2枚接ぎ合わせました。
接ぎ合わせにはダボを使用して接合しました。
ダボ穴の穴あけ治具は、YouTubeで発見した治具にてセンター穴あけ治具も製作し、使ってみました。
センター穴あけ治具は すこぶる優れもので、天板のジョイント部の目違いも少なく使い勝手は良かったです。
また、塗装も防虫性と耐水性のもので仕上げました。
洗濯機台3
洗濯機の設置が完了しました。
足元に少しパッキンをしてレベル調整をしてみました。
下部の開口部には、後から板を乗せて収納スペースにするつもりです。
洗濯機台6
縁側の廊下から洗濯機の操作が出来るようになりました。
以前は庭に出て洗濯をしていましたので、かなりいい感じになりました。
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施工事例
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格子戸①
老人ホームの受付の格子戸を製作。取り付けしてきました。
格子戸の材料は木製のスプルース材で、現地にて着色塗装をしてもらい、乾燥後に取り付けしてきました。
内部のガラスは透明のアクリル板をはめ込んでいます。
老人ホームや保育園の建具は安全のため、アクリル板を使うことが多いです。
受付1
格子戸の内側の組子は、外部だけにあり、飾りの組子になります。組子のデザインは自由にできますので、自由な発想製作できるので、製作図を書くのが楽しみです。
受付2
引違い格子戸のカギは簡易型のワンタッチロックを使用しました。この引き違い錠は、室内ドア用で、防犯性はありませんが、つまみを押し込み少し捻じるだけで、施錠と開錠が出来るので、使い勝手は非常に便利です。
つまみをねじりピンが刺さる感じだけの機能です。
受付3
つまみも大きく押し込みながら、半周捻じるだけで施錠します。開錠も少し回すだけでポンと飛び出します。
従来の中折れ金具のように奥の建具をねじ込みながら引き寄せるようなことは無いので、若干頼りない感じはします。
でも室内建具の簡易錠としては、操作性は抜群です。
格子戸1
この写真は、先月ブログに載せました、玄関ホールの格子戸の完成の写真です。この格子戸にも安全の為、アクリル板を差し込んであります。
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施工事例
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自転車スタンド1
最近の休日の過ごし方は、外出をなるべく少なくして、ステイホームで自宅の中で、ちょっとした工夫で便利になるような場所を探してます。
最近通勤で購入した自転車を、家の中の玄関に置く機会が増えました。
ところが、玄関の上り框の上に自転車を置くようになったのですが、充電式の掃除機の前に置くようになり、掃除機の取り出しが、非常に取り出しにくくなり、何とか工夫できないかと考えていました。
P1020609
そこで、自転車の前輪を固定する、自転車スタンドを製作することにしました。
家の中の木材の余り材を、適当にかき集め、自転車の前輪を入れやすく、固定出来るようなスタンドを製作しました。
スタンド5
スタンドの組み立ては、すべてビス止め式で、
上り框に沿うようにセットします。
スタンド3
自転車の前輪を差し込んでみました。
大きさは、ちょうどいい感じで、しっかりはまりました。
スタンド4
充電式の掃除機の前にスペースが出来、取り出しやすくなりました。
これで、何とか自転車スタンドが完成しました。
ところが、
この自転車スタンドの位置が悪く、玄関が狭くなったと家内からクレームが、、、、
次の休日に最度作り直しをすることになりました。
自転車スタンド1
これが、再度ベースの板を作り直した自転車スタンドです。
前回よりも10cm右に寄せ、自転車を出すときに玄関の土間に落下することも無くなりました。
何とか、
施主様のご希望どうりの品物が完成いたしました。
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施工事例
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格子戸3
先日仕上がってきた玄関ホールの格子戸の取り付けです。
この格子戸は、現地の造作材と色を合わすため、先に一旦納品し、建築の塗装にて塗装を完了後に取り付けにきました。
左の細長い建具は、嵌め殺し(FIX)格子戸で固定します。
鎌錠1
FIX格子戸はインロウ式で手前から差し込んで固定します。
格子戸4
写真は上吊り式のレールと上吊り式戸車、引戸鎌錠です。

格子戸1
白木の幕板は塗装前の状態ですが、レール隠しです。
今回はこの幕板まで建具工事で取り付けしました。
各所、造作材と建具工事との絡みが多いので、じっくりと各部材の寸法を製図して確認作業をしなければいけません。
内部のアクリル板もはめ込んであります。

格子戸2
玄関ホールの格子戸の取り付けが完成しました。
この格子戸は開放すると左の壁の中に収納されるような設計で、上吊りレールを先に取り付けし、左の壁でふさいでしまいます。このような建具の製作と取り付けは、事前に綿密な打ち合わせと、正確な図面を書き現場にて何度も打合せをして製作します。
壁に隠れて見えませんが、戸袋内には引き戸の干渉ゴムが仕込まれてあり、きちんと戸袋の製作寸法も図面で表し、造作工事をしてもらいます。
造作大工さんとの連携もうまくいき、何とかきれいに納まりました。
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格子戸1
今回の建具は、老人ホームの玄関ホールに取り付ける広幅の格子戸を製作しました。
写真では解かりにくいのですが、格子戸に3㎜のアクリル板を上から落とし込んではめ込むような構造にしております。
格子のタテの部分が裏表になっておりアクリルの板を挟むようにしてます。
格子戸2
格子戸は上吊り式の吊り車荷重負荷40キログラムまで対応用の吊り車とレールセットです。
両サイドの幅の狭い格子戸は、固定式になります。
この格子戸にもアクリル板をはめ込みます。
格子戸4
この固定用の格子戸は、格子戸の手先部が当たるように上から見ればⅬ型になってます。この面に引き戸の鎌錠のストライク部品を掘り込んで固定で来るように平らにしてます。
格子戸3
両サイドの嵌め殺し格子戸の固定方法は、インロウ式と言われている方法で、細い角材を壁面や床面にビス止めして、差し込んでいく方法です。
格子戸5
写真の加工は、引き戸用の鎌錠を取り付けるためです。
老健の出入り口建具は、手の届きにくい高さのカギをつけます。入居者が誤って出入りするのを防ぐためです。
格子戸6
下部の方にも施錠できるようにします。
鍵などの加工は製作時にカギのメーカーと品番を指示します。工場にはあらかじめNCにプログラムされているので、ぴたり合うように加工した建具になって現場にきます。
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施工事例
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アクリル板衝立
先日、近所のお寺からのご依頼で、新コロナ対策として、事務所に設置する透明アクリル製の衝立を作ってほしいとのご相談があり、対応させていただきました。
寸法もほとんど決めておられたので、安定した足のバランスを考え、作図をし、確認していただき製作いたしました。
写真は、養生材が付いた製品ですが、中身は透明のアクリル板製です。
この養生シートは傷と埃の防止の為、納品、設置まで剥がさないでおきます。
衝立脚の部分
アクリル製の足は山形にして安定するようにしました。
角はすべて角をアールにして、怪我などをしないようにします。
衝立脚の部分
アクリルスクリーンの設置場所は受付用のデスクで,
対面の状態で使用されます。下部にはコの字型に開口した部分があり、資料のやり取りが出来るようになってます。

机の上に置くアクリル板衝立
全体のサイズは簡単なスケッチを持ち込んでいただいた寸法です。
このスケッチを元に製作図面を書き、お客様の確認をしていただき、製作にかかります。
全体のサイズは正確なスケッチの為、デスクにぴったり納まりました。
机の上に置くアクリル板衝立
上部の揺れ止めの補強部材です。
5mmの透明アクリルを貼り付けてます。
角はすべて安全の為、アールの形状にしました。
今回のようなアクリル製スクリーンは新コロナの終息まで
ご依頼がありそうな気配です。
ありがたいようですが、何よりもこの恐ろしい新コロナが、
早く終息してくれることをお祈りするばかりです。
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施工事例
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フロアレール1
先日採寸しました、キッチンの背面収納の建具が完成しましたので、取り付けに行ってきました。
まずは、下部に取り付けする、アルミ製3本溝のフロアレールを取付します。一番手前の建具が左の壁に被さるような設計になっているためフロアレールの加工が必要です。
左の端部には、引き戸が脱線しないようにゴム製の引き戸用の戸当たりを固定します。グレーのゴムの内部は鋼製の金属になっておりしっかり固定し。ゴムのカバーが被さるような構造の戸当たりです。
ガイドレール1
次に上部のガイドレールを取付します。
ガイドレールもアルミ製で天井に固定します。
下部のフロアレールの溝と平行になるように神経をとがらせながら慎重に位置出ししながら固定します。

フロアレール2
フロアレールとガイドレールの取り付けが終わると建具の建付け調整をします。写真はカバーキャップで見えませんが、カバーの中に建付け調整用のビスがあります。
中のビスは高さ調整用と前後調整用の2種類あります。
コツさえつかめば、プラスドライバーⅠ本で調整が簡単に出来ます。
引戸1
走行テストを何度も繰り返し、引戸の取り付けが完了しました。

引戸2
写真は建具を閉じた状態です。表面材は、メラミン化粧板のホワイトのマット仕上げです。
部屋全体のクロスの仕上げに馴染んでいるため、全体がすっきり納まりました。
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施工事例
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格子戸1
先日採寸しました、門戸の引き違いのガラス格子が出来上がってきましたので、取り付けに行ってきました。
白木のスプルースが新しく少し目立ってますが、
経年変化や内部からの樹脂の日焼けなどで茶系の色に変化していきます。
格子戸2
引き違いのカギは、お客様がインターネットで探されて引き違鍵を取付け致しました。
こちらでご用意させていただいた引き違錠も取り付けし、2重の施錠が出来るようにしました。
急遽お客様が購入されたカギをつけることになりましたので、タテ枠の幅がぎりぎりで、取り付けに少し苦労をしましたが、何とか取り付け出来、施錠も問題なく、走行と施錠などの調整も出来ました。
格子戸4
この金具もお客様が購入された金具です。
普段開け閉めをしない側の建具の内側に取り付けしました。
より安心の施錠金具です。
最近はインターネットで私達が知らない金具を購入されることが多くなってきております。
出来れば、建具の製作前に事前に図面とかを取り寄せ、教えていただければ助かります。
格子戸5
門戸全体の壁なども完成し周辺の和の古民家調の雰囲気がいい感じです。
建具がまだまだ真新しく見えますが、日焼けなどで数年もするといい感じの色合いに変化していきます。
格子戸6
このガラス格子戸は、内玄関のガラス格子の引き違い戸です。
組子や腰の感じは少し違いますが、材料はスプルースで摺りガラス付きで、外部の門戸と同じで、無塗装仕上げです。
写真では少しわかりにくいですが、建物の傾斜が最大で25㎜ほどあり、建具の框の寸法を斜めにして製作してます。
格子戸7
下部の組子は細かくしてます。
古い建具の間隔に合わせてます。