東大阪市の老健の玄関ホールに納める 格子戸が出来上がってきました。

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格子戸1
今回の建具は、老人ホームの玄関ホールに取り付ける広幅の格子戸を製作しました。
写真では解かりにくいのですが、格子戸に3㎜のアクリル板を上から落とし込んではめ込むような構造にしております。
格子のタテの部分が裏表になっておりアクリルの板を挟むようにしてます。
格子戸2
格子戸は上吊り式の吊り車荷重負荷40キログラムまで対応用の吊り車とレールセットです。
両サイドの幅の狭い格子戸は、固定式になります。
この格子戸にもアクリル板をはめ込みます。
格子戸4
この固定用の格子戸は、格子戸の手先部が当たるように上から見ればⅬ型になってます。この面に引き戸の鎌錠のストライク部品を掘り込んで固定で来るように平らにしてます。
格子戸3
両サイドの嵌め殺し格子戸の固定方法は、インロウ式と言われている方法で、細い角材を壁面や床面にビス止めして、差し込んでいく方法です。
格子戸5
写真の加工は、引き戸用の鎌錠を取り付けるためです。
老健の出入り口建具は、手の届きにくい高さのカギをつけます。入居者が誤って出入りするのを防ぐためです。
格子戸6
下部の方にも施錠できるようにします。
鍵などの加工は製作時にカギのメーカーと品番を指示します。工場にはあらかじめNCにプログラムされているので、ぴたり合うように加工した建具になって現場にきます。
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施工事例