吹田市　浴室内での事故に備える～家族の万一の時、迅速に助けられますか？～

浴室における年間死亡者数は、交通事故死亡者数の2倍以上です。家族が浴室内で倒れた時などに素早く救出できるよう備えておくことが大切です。

家の中で温度差の大きな場所へ移動した際、血圧が急激に変動することで、失神、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすヒートショック現象。これからの季節は特に注意しないといけません(>_<)
ヒートショックは本来、高齢者特有の血圧変動が原因で起こるものですが、近年は20代～40代の浴槽事故が増えています！

若者特有の入浴行動として・・・
●スマホを持ち込んで動画を見る
●SNSをチェックしながら湯船につかる
●長時間の半身浴
●一人暮らしで誰にも気づかれない

一般的なヒートショック(高齢者に多い）は、血圧が急上昇→急降下する山型の血圧変動ですが、若者は逆のパターンの「谷型ヒートショック」がおこります。

長時間入浴(20～40分以上）することで体が温まりすぎ、血管が広がり続け、血圧が低下、のぼせ・めまいが出てもスマホに集中して気づかない。
入浴後、急に立ち上がった時に意識喪失し、湯船の中で倒れ、溺死事故につながるという流れになります(>_<)

谷型ヒートショックの最大の原因は長風呂。
入浴は10～15分以内ですませ、温度は40℃前後で、浴室にスマホを持ち込まず、急に立ち上がらないようにしましょう。

一般的なヒートショック対策として家全体が冷え切った状態にならない工夫が大切です。住まいの開口部(窓やドア）は多くの熱が出入りし、冬は50％もの熱がそこから逃げてしまいます。冬の寒さの主な原因は、アルミサッシや単板ガラスなどの断熱性の低い窓。
開口部の断熱性を高めるために、大掛かりな工事をする必要はありません、熱を通しにくい樹脂フレームの窓(Ｌｏｗ－Ｅ複層ガラス）にしたり、内側にもう一つ窓をつけたりすることで断熱性はグンと高まります。居室との温度差を解消し、ヒートショックによる事故を未然に抑制することができます。

浴室の扉が内開きの場合、浴室内で人が転倒するなどして体で扉をふさいでしまい、外から開けられなくなることも考えられます。万一の時に備えた浴室扉に交換することをオススメします。ＹＫＫＡＰ製「かんたんドアリモ浴室ドア」なら脱衣所側から速やかに取り外しが可能で、割れても破片が飛散しにくい面材や、子供が手の届かない位置にロックがついていて、浴室側・脱衣所側の両方から施解錠ができるなど、様々な配慮がされています♪

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