豊中市 保育園の建具の定期検査と修理にお伺いしてきました。①

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保育園2
この保育園の建具は10年以上たっており、不具合が何か所か出てきているので、木製建具全数の検査と調整にお伺いしてきました。
まず最初は廊下から教室にかけての入り口の引違戸から点検しました。
ガラスが非常に大きく下部の戸車に負荷がかなりかかっている感じです。強化ガラスは使用されているのですが、全てガラスの為建具が重く、動きも悪くなっている建具が数枚あります。一度外して、戸車の状態が悪くなっているヶ所は交換していきます。
保育園3
写真は上部に取付した引戸の固定する落し金具です。
長年使用していますと、穴の位置がずれてきて、金具がうまく刺さらなくなります。
この場合、下部の戸車にて建付調整をして、穴にスムーズに刺さるように微調整していきます。
保育園4
この金具は鴨居の中に取りつける板バネで、横から見ると弓型のバネの金具で、建具の上部に当り引き戸をブレーキをかける役割をします。
板ばねの曲り具合を少し曲げ直しして、ブレーキのかかり具合を調整します。
保育園1
写真は廊下の引違戸です。
内側の組子のデザインがユニークで動物の顔になっています。
保育園らしく、かわいらしい建具です。
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施工事例