後藤

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今回は、新築マンションの木製建具を各所製作、取り付けしてきました。

写真は荷揚げ屋さんに各部屋に建具を入れてもらったところの写真です。しっかり養生材で床や壁に傷がつかないようにしてくれています。

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採寸に来た時はまだ床や壁も仕上がってない状態ですね。

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取り付ける時には床も壁なども仕上がっているので気を付けながら作業していき、綺麗に仕上がりました。

この建具の下側には24時間換気の為に約20㎜のスリットを設けています。

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こちらは別の階の建具です。

偶数階と奇数階で建具の色や取手の色を変えています。

建具の表面材はオレフィンシートの木目柄を使用しています。

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オレフィンシートは燃やしてもダイオキシンや塩化水素ガスなどの有害物質がほぼ発生しないという特性があります。

耐久性が高いので建具以外にも家具やフローリングにも使われていたりします。

柄も木目柄をはじめ、抽象柄や石目柄、単色とバリエーションも豊富です。

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今回は新築住宅の和室に襖と開き戸タイプの戸襖を製作、取り付けに行って来ました。

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キッチン背面収納の引違い建具の製作、取り付けに行って来ました。

現場はクロスも貼り終わってますので搬入は3人でゆっくりと2階に上げていきました。

大きな建具を搬入する時は特に気を遣います。

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建具を運び終わりました。

今回は幅90cm高さ2m30cmほどの大きな建具でしたので、階段を上げていくのも大変です。

壁などに傷つかないようにしっかりと養生しておきます。

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天井にガイドレール、床にフロアレールを取り付けていきます。
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レールを取り付け終わったら建具をはめ込み調整します。

何度も動かし、動きがスムーズになるように確認しながら調整していきます。

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取り付け作業が完了しました。
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建具の表面材は艶消しのホワイトのメラミン化粧板を使用しました。

メラミン化粧板は単色・木目調・大理石のような石目調、艶消し・艶あり(鏡面)・細かな凸凹があるエンボスなどなど多くの色や柄があります。とても種類が多いので色柄選びはとてもワクワクしてしまいますね。


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今回はマンションの洋室の引違戸の動きが重たいとのことでしたので修理に行って来ました。

現地に行ってみますと空き家でしたので誰もいなかったのですが写真のように建具が立て掛けられていました。

まず建具や下に付いている戸車を見ても何も問題なさそうです。


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次に鴨居を見てみると、写真ではわかりにくいかもしれませんが両端の鴨居材が大きく反り溝幅を狭くしています。

溝幅が狭くなったことによって建具上部の戸首部分を挟みつけるような形になり動きが重たくなっていました。


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戸首部分を細くし鴨居に入るようにするために職人さんにカンナで削ってもらいます。

削ったら一度鴨居に入るか確認し、動きがスムーズになるように微調整していきます。



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削れたら近似色の水性塗料を塗って仕上げていき、塗料が乾いたら復旧します!

溝に入れることができなかった建具もスッキリ入るようになりました!



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最後にもう一度建付け調整をし、作業完了です。

鴨居の溝幅が狭くなるといった現象は珍しいとのことです。私も対処の方法がわかってよかったです。

木製の建具などはどうしてもその時の気温・湿度・生活環境などが影響し、反りが発生し建具が動きにくいなどの問題に繋がります。

建具の動きなど不具合があれば早めにご相談下さい。


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今回はトイレの上部収納に取り付ける建具と、キッチン背面に造られた収納に引違い戸を取り付ける建具の現地調査に行って来ました!


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キッチン収納から採寸していきます。

壁から間仕切り壁までの幅、床から天井までの高さ、壁から内部の間仕切りまでと詳しく採寸していきます。

今回は幅約2700㎜の高さ約2300㎜でしたので建具1枚大きさが幅約920㎜高さ約2290㎜の3枚建の建具ができます。

3枚の建具が上手く収まるように割付なども考えながら採寸していきます。

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天井部分は外から見たときにアルミレールが見えないように幕板があります。

この幕板の寸法も採寸していきます。

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床側の写真です。

間仕切り壁の幅なども採寸していきます。

間仕切り壁前面に幅木が付いていません。これは幅木を張ってしまうと建具を建て込んだ時に擦れてしまう為、大工さんとの事前の打ち合わせで張らないようにお願いしています。


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次にトイレの収納を採寸していきます。

大工さんが造作してくれた収納の幅と高さを測っていきます。トイレ収納の建具にはスライド丁番を使用し、スッキリとした納まりになる予定です。

採寸が終わったら会社に戻って採寸した資料を元に図面を引いていきます。できた図面を工場に送り製作してもらいます。

製作してもらっている間にレールやスライド丁番などの金物類を用意しておきます。

何度しっかり採寸しても、建て込みに行って作業完了するまではいつも緊張してしまいます。



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今回は西宮市の新築物件のキッチン背面に造られた収納の引き違い戸が出来上がりましたので取り付けに行って来ました。


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現場はクロスなども綺麗に仕上がってましたので道具や建具を運び込む前にしっかりと養生していきます。

建具は幅90cm、高さ2m30cmほどあるので壁などを傷つけないように運び込むのも大変です。

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まずは天井にアルミ製のガイドレールを床のフロアレールの溝の中心に合うように位置出しをして等間隔で取り付けしていきます。

3m近くある長いレールを等間隔にビス止めしていく為、職人さんお手製の治具を使って取り付けします。


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次に壁に沿って切り欠き加工したアルミレールを取り付けていきます。

レールの位置がある程度決まったら先に建具を建て込み、建具の動きをみながらレールをビス止めしていきます。

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取り付けが完了しました。

最後に繰り返し開け閉めの確認をしながら、建具下に付いている戸車で建付け調整していきます。

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今回の引き違い戸の建具の表面材は艶消しのホワイト色のメラミン化粧板を使用しました。

メラミン化粧板は熱・傷・汚れに強く、油汚れにも強いのでお手入れしやすい素材です。

普段のお手入れは水拭きで、油汚れには柔らかい布やスポンジに中性洗剤をつけてふき取ってください。市販の台所用品のメラミンスポンジも効果があります。

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先日採寸しました、トイレの上部収納BOXに取付する両開き戸が出来上がってきましたので取り付けに行ってきました。

写真は採寸に行った時の状態です。

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扉は家具などによく使用するスライド丁番を使用しました。

スライド丁番はキャビネット(棚)の内側に取り付ける為、扉が閉まっている時には外から見えません。

スライド丁番を使う事で扉の外側から丁番が見えないので納まりがスッキリとした仕上がりにできます。

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また、スライド丁番にはキャッチ機能付とキャッチ機能無しというものがあります。

キャッチ機能というのは、ある程度扉を閉めると、スライド丁番に内蔵されたバネによって閉まる方向に力が加わり、扉を閉めた状態を保持してくれる機能です。

マグネットキャッチなどの様な扉を保持する部品を取り付けなくても、扉を閉めた状態を保持してくれます。

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扉を取り付けした状態です。

扉の上部は天井にこすらないように5㎜程小さくし、下部は20㎜程キャビネットから出して手をかけれるように制作しています。


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扉の取り付けが完了しました。

隙間を均一になるように調整します。

スライド丁番の優れている点は、丁番本体・取り付け座金に付属している調整ネジを回し、扉の位置を前後・左右・上下に微調整する事が出来ます。

他の丁番だと位置決めや取り付けを正確に行わないと、扉の開閉に支障が出たり、位置がずれたりしてしまいます。

扉の表面材はポリエステル化粧合板でホワイト半艶消しタイプです。

汚れ落ちもいいので、掃除しやすくよく使用される表面材です。