スタッフブログ

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木製建具細長マド3本付き
木製建具のオーダーをさせて頂きました。
お得意先様の方が図面を引き、細窓のサイズもご指示頂きました。先日 玄関引戸をカバー工事で取り替えて頂いたお客様が、アルミの玄関引戸でしたが槙(マキ)の柄・色目・玄関引戸のデザインが大変気に入られて、室内の戸も同じ様な色目の木目調で製作することでお話がトントン拍子で進みました。
ご年配のお客様です、細窓は本来なら硝子を入れる事が多いのですが、危険でもあり、戸が硝子ですと重くなります。
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木製建具マド付き
今回は、3㎜アクリ板を入れさせて頂きました。

アクリル板なのでバリンと割れる心配はありません。
当たったりしたら アクリル板でも割れますので、くれぐれもご注意はしていただくようにはご説明させて頂きました。


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建具
2枚細窓の建具もオーダー頂きました。横幅の関係上細窓は2本にいたしました。こちらも硝子ではなく、アクリル板で明かりを取ります。
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建具2細窓付き
建具にしては、高さが低く見えますが取付位置が、床から少し上がって取付ます。納戸の戸になります。
2枚細窓は、窓幅が少し広くなしますので、光がたくさん入り明るくなりますね。木の見えてる部分が少ないので、建具としては軽いです。
建具の面材の色で、同じデザインでも戸の雰囲気は違ってきます。木製建具の良い所は、すべてオーダーです。特に決まりはないので、面材をお好きな色や柄で注文できるのです。
裏表も色を変える事も可能です。しかし気を付けなくてはいけないのが、同じ面材を貼ることです。同じ面材とは、同じシリーズの物です。表裏を違う材質の物で貼ると反ります。見た目だけでなくちゃんと理由があるのです。木は合板でも反ります。面白いですね。
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木製建具アクリ板入り
職人さんの背より低いので、工場からに納品時には、正直ヒヤッとしました。
数字だけみるのと、現物で確認するのとでは全然思い込みアがある分違ってきます。

ガラスの押さえが、同じ色の物が既製品ではなくて、工場にお任せしましたが、すこしだけ色の濃い硝子押さえでしたが、同系色より少し濃い分 イイ感じに仕上がり、お客様も満足いただけました。

あまりこだわりすぎても、すべてオーダーになりますので少々金額は高くつく場合がありますので、経験豊富な職人さんやアドバイスを頂きます。シンプルな仕組みの戸が一番長もちしますね。長年ある部品を使う方が、メンテナンスも簡単です。
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施工事例
左の施工事例の写真をクリックしてください。

過去の当社の施工事例がご覧いただけます。どうぞご参考になさって下さいませ。
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フロアレール1
先日採寸しました、キッチンの背面収納の建具が完成しましたので、取り付けに行ってきました。
まずは、下部に取り付けする、アルミ製3本溝のフロアレールを取付します。一番手前の建具が左の壁に被さるような設計になっているためフロアレールの加工が必要です。
左の端部には、引き戸が脱線しないようにゴム製の引き戸用の戸当たりを固定します。グレーのゴムの内部は鋼製の金属になっておりしっかり固定し。ゴムのカバーが被さるような構造の戸当たりです。
ガイドレール1
次に上部のガイドレールを取付します。
ガイドレールもアルミ製で天井に固定します。
下部のフロアレールの溝と平行になるように神経をとがらせながら慎重に位置出ししながら固定します。

フロアレール2
フロアレールとガイドレールの取り付けが終わると建具の建付け調整をします。写真はカバーキャップで見えませんが、カバーの中に建付け調整用のビスがあります。
中のビスは高さ調整用と前後調整用の2種類あります。
コツさえつかめば、プラスドライバーⅠ本で調整が簡単に出来ます。
引戸1
走行テストを何度も繰り返し、引戸の取り付けが完了しました。

引戸2
写真は建具を閉じた状態です。表面材は、メラミン化粧板のホワイトのマット仕上げです。
部屋全体のクロスの仕上げに馴染んでいるため、全体がすっきり納まりました。
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施工事例