大阪市で玄関引戸を取り替えてまいりました。

お客様は古くなり開けにくくなった玄関引戸を取り替えるためにご依頼をされました。
古くなりますとどうしても開閉がしづらいことはあると思います。
それをそのままにしておくと、ある日急に扉が開かなくなることもあります。
異常を感じましたらお早目にご相談くださることをお勧めします。
まずは引戸を取ってしまい、玄関に養生をするところから始めます。
玄関引戸の取替の場合は元の引戸の下のレールは取ってしまいます。
そこに新しい引戸枠を取付けるのですが、レールを取ったままですと凸凹していて
うまく枠を取付けられません。
その為、土台のコンクリートを削って平らにしていく作業があります。

写真でもわかりますが、この作業は大量のコンクリート片と粉塵をだしてしまいます。
そのまま作業を行いますとお家の中まで粉塵が入り込んでしまいます。
それを防ぐためにビニールで幕をつくり、粉塵が家の中に入らない様にしております。
この作業は粉塵の他に大きな音も出てしまう作業ですね。
引戸取替工事において最も時間がかかる作業です。

下枠を取付けるために、セメントを入れる必要があります。
一度枠を外してセメントを盛っていきます。
多すぎると枠が水平につきませんし、少なすぎるとセメントを入れる意味がありません。
適量を見定めるのが難しい作業となります。


障子を吊りこみ、欄間のガラスも入れてしまいます。
額縁も取付けて枠と壁の間を塞ぐようにします。どうしても出来てしまう隙間は
コーキング剤を注入することで埋めてしまいます。
埃なども入らなくなり、気密性や強度も上がります。

外観は元の玄関と似通って見えますが中身はパワーアップしています。
鍵は最新の鎌錠で防犯性能を高めていますし、引戸の調整のしやすさやメンテナンス性も上がっています。
お客様も動きづらかった引戸が軽く動くようになって喜んでおられました。
掛かりました時間は朝の9時頃より作業を始め、夕方4時頃に終了しました。