西宮市 トイレ収納(両開き扉)を納めてきました。

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収納2
写真は両開収納の建具です。現地調査の時、左右のパネルの収まり方が違うことを見つけました。
まず、左の壁と本体の側パネルが直角についてることに対して、右側は出入り口の引戸のタテ枠が内側に10mmほど飛び出してました。この場合、スライド蝶番のタイプを変えないといけません。
スライド蝶番
左のスライド蝶番は、建枠に対して、かぶせしろが19mm全カブセタイプを使います。
収納4
右側の壁に入口の縦ホタテ枠があり、10mmほど内側にせり出しているため。左に持ち出す蝶番を使用します。
収納3
この右側のスライド蝶番は、かぶせしろ9mm半かぶせ蝶番を使いました。
このように、左右の収まりが違う場合、扉の幅寸法を間違えやすいので、慎重に寸法決めをします。
収納1
扉を取り付けてしまうと、簡単に収まっているようですが、
意外と建具の幅の寸法の計算は複雑で注意が必要です。
知識はいりますが、スライド蝶番は種類も多く、機能的には3次元調整がドライバー1本で出来るため使用しやすい蝶番ともいえます。最近はダンパー付きの蝶番もあり、扉が閉じる手前からゆっくり閉まるタイプもあります。
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施工事例