兵庫県淡路島の格子戸の3か月点検と建付け調整に行ってきました。

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格子戸1
和室2部屋の取り合い部分に取り付けた格子戸は、普段は開放して、壁の中に引き込まれてます。とても開放的で広々とした2部屋続きの和室です。今回の調整は走行が少し重いとのことでお伺いしました。鴨居部分の戸首部分を少し削って走行が軽くなるようにしました。
格子戸2
海側の和室から見た格子戸です。両面格子に和紙入りアクリル板のサンドイッチ構造です。光が当たる側から見ると和紙調アクリル板が白く反射して内部の様子はほとんど見えません。外部からのプライバシーはしっかり守られています。
しかし最上段が格子で通風も兼ねている為、息苦しさはありません。
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手前側の和室から見た景色です。外側の窓の外は浜辺になっており、浜風が心地よく入ってきます。
工事中の時より畳や机などが置かれ、いい写真がとれました。何よりも、海に面した家って憧れます
格子戸4
格子戸の上部を格子にしたのは、元々お客様のご希望で、エアコンの風が通るように上部を格子にしました。結果、通風だけではなく、自然の風や、外部から(海の反射光)などが柔らかく取り込み、いい感じに入り込むようになり、デザイン的にも素敵な建具になりました。