後で、会社に戻り建具の割り上部の白い幕板の中に建具がうまく収まるか、奥行と高さも各所測ります。
写真の右奥が引き戸の手前になるように考えます。
引違との呼び方は、一番手前の建具が右に来る場合右手前と呼びます。今回も右手前の収まりになります。
左右、どちらが手前になるかによって、掘り込み引手の位置が決まります。
この現場のように、高さが2400を超える場合建具の反りが発生しやすくなることもお客様にもお伝えしておきます。表面材がメラミン材の樹脂製で水に強い素材を使用しても、木製建具の場合、骨にあたる心材は木質の為、接着材が乾燥、硬化する際、少し反りやねじれがでます。
ほとんど気にならない程度で落ち着くよう、工場で色々プレスの過程で対策を講じながら製作していきます。付け図面を作図するためです。