吹田市の建築文化財 木製室内引戸の交換 大阪府吹田市

古民家の木製引戸を交換!

吹田市の建築文化財の施設内の古くなった戸襖(とぶすま)に不具合があるということで、お伺いいたしました。他の部屋よりも床が一段低く作られている落間(おちま)と口の間(くちのま)と呼ばれる部屋を仕切るための戸襖です。

今回のお悩み

・動きが悪い。
・古くなり傷んでいる。

材料も良い木材を使用されているようで、なんとも重厚な風格のある建具でした。柱の狂いが激しく取り付けの際、建付け調整に時間がかかりました。年配のベテラン職人が取り付け、慎重に削り合わせをして、隙間もピッタリ納まりました!
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戸襖
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戸襖

施工風景

戸襖
戸襖の引手
このような独特な引手のデザインは、手持ちのスケールでは採寸できません。

そこで、アナログ式に変更し、拓本のように鉛筆で型採りします。
古民家の建具
こちらは古民家よりお引取りしたもともとの戸襖です。

幕末頃(150年あまり前)の庄屋の家の歴史を見てきた建具だそうです。

なんとなく忍びないですが、廃棄処分となります。
止金具
この金具は鉄製の引戸の固定金具です。

現在のフランス落としのようなもので、当時鍛冶屋が焼いて、たたいて製作したものでしょう。

よく見ると若干ひずみがあり人の手でつくられた温かみがあります。
戸襖完成
新しい戸襖が工場から完成してきました。
美しい木目があらわれています。
こちらを塗装して、裏面にフスマ紙を貼ります。
引手型取りに近い
引手のアール部分も職人が丁寧に角の面取りも仕上げてくれました。

引手のカドの手触りもいい感じです。
施工
塗装、襖紙の貼り付けがおわり、4枚引違いの戸襖を取り付けます。
幕末頃から残る古民家のため、敷居や柱の狂いが激しく取り付けの際、建付け調整に時間がかかってしまいました。
戸襖
年配のベテラン職人による取り付けで、慎重に削り合わせをして、隙間もピッタリ納めることができました。

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