2019.10.31
ご自宅の木製雨戸が長年の雨・日射でかなり腐食が激しく、破損していました。今回既存の戸袋はそのまま使用して、雨戸本体のみを交換する簡易カバー工法で取り換えることとなりました。まず、既存の木製雨戸を搬出していきます。
搬出した木製雨戸は、軽トラックの荷台に乗せ処分場へ運びます。
施工中① 既存の木製雨戸を撤去後、いったん、既存アルミサッシの硝子障子も外して、埃等を掃除機で取り除きます。
施工中③ 枠下部、既存のレールがあった位置に、新設する雨戸のコの字アルミレールをしっかりと取付ます。
施工中④ 枠上部も新設する雨戸用のコの字アルミレールをしっかりと取付します。
施工中⑤ 新設用レールを上下とも完了後、取り外していた、既存のアルミサッシの硝子障子、網戸をもとに戻します。
施工中⑥ 新設のアルミ雨戸(面材スチール)を片側のみ入れたところです。
完了後 新設のアルミ雨戸(面材スチール)を2枚とも入れ、動作確認と隙間の無い様に戸車の調整を行います。最後に錠穴加工し、施錠確認をして完成です。今回の雨戸は通風無しですが、通風可能なオールアルミのガラリタイプも有ります。
2019.10.31
マンション窓の枠が歪み、硝子障子が動かない状態でした。今回既存サッシ枠を残して、新しいサッシをカバー工法にて取替を行いました。まず、既存のサッシの硝子障子部をばらしながら慎重に取り外していきます。
既存の硝子障子を取り外したサッシ枠です。この枠内に新設サッシ取付用アルミ下地を4方に取り付けていきます。
サッシ下部の下地材です。既存のサッシに合わせてオーダーしたアルミ曲物です。
そのアルミ曲物を下枠に設置し、側面から電動ドライバーでしっかりとビス止めしていきます。
既存のサッシ枠、上部・左右も同様にサッシ枠に合わせてオーダーしたアルミ曲物を電動ドライバーでしっかりとビス止めしていきます。
4方全て、下地材の設置が完了しましたら、新設さっし枠をはめ込みます。
レーザー墨出し機で垂直、平行を計測し、正確に枠を電動ドライバーでしっかりとビス止めして行きます。その後、サッシ廻りからの雨水・風の侵入を防ぐ為にコーキング処理をします。
枠取付完了後、硝子障子をはめ込みます。硝子障子の可動調整、クレセント錠の施錠調整をして完成となります。
完成後写真です。今回仕様しましたサッシは、LIXIL製PRO‐SE RC枠 換気小窓付き ブラック色です。硝子はカスミ縦ワイヤをはめ込みました。
2019.10.30
マンションのエントランスです。①両開きステンレス鏡面ドアの縦材と横材の継ぎ目が破損しドアの開閉が完全に出来ない。②ドアが急にしまって危険 このような状態でした。今回、残念ながら修理することが出来ない状態でしたので、新しくドアとフロアヒンジを取り換えることになりました。
既存のフロアヒンジです。中身がさび付いて油漏れもあり、内蔵されているスプリングと油圧が効かない状態でした。
既存ドアを職人2人で慎重に取り外し安全な場所へ移動します。
既存のフロアヒンジを取り外します。グラインダーでフロアヒンジ廻り25㎜を切断して行きます。その後ハツリ機を使用して取り出します。
既存フロアヒンジ取り外し後、新しいフロアヒンジを設置します。くさびで調整し溶接機で取付、最後にモルタル詰めします。
新しいステンレス鏡面ドアを吊り込んでいきます。その後、ドアの開閉スピードの調整をします。最後に硝子をはめ込みガラス廻りをコーキングし完成となります。
完成写真です。今回のドアは強度重視の為、中残を1本入れました。
フロアヒンジのステンレスカバーです。今回、既存撤去するときに25㎜大きくハツリましたが、ステンレスカバーをハツリした大きさに合わせて製作しましたので、床が違和感なくきれいに仕上がっています。
2019.10.30
マンションのゴミ置き場アルミ框ドアです。何かの衝撃でドア本体の戸先部が折れ曲がり完全に閉まらない状態でした。残念ながら修理することが出来ないので、新しいドアに取替ることになりました。
ドア枠を既存のアルミ柱にレーザー墨出し機で、垂直・平行を計測し電動ドライバーでしっかりとビス止めします。写真は、鍵受け部は柱に干渉しますので、穴加工しているところです。
新しいドアの取付後写真です。お施主様のご要望が①レバーハンドルにしてほしい。②暗証番号式の錠も取付てほしいとのことでした。今回取付したドアは、LIXIL製クリエラガラスドア中残付き、レバーハンドル3方枠仕様です。既存のドアよりドア本体の框の大きさが2センチ程幅が広く大変丈夫です。雨、日差しに強いアルミサンドパネルをはめ込みました。
今回、もう一つ写真のキーレックスを取付ます。雨に強く、電気を使わない、完全メカニカル構造のキーレス錠です。ハンドルを回すとロック掛かり、設定したボタンを押すことで開錠されます。組み合わせ数は4,096通りあり防犯性に優れています。
2019.10.29
マンション1Fから駐車場への出入り口の階段を取り除き、車いすでも通れるようにスーロープにし、その左右に手摺を取付ることとなりました。写真は緩やかな勾配のスロープにするためモルタルを充填したところです。
スロープの両側にブロックを配置し、ブロックの穴部に手摺用柱を立てていきます。
およそ1.2m間隔で柱を垂直になるように計測し立てていきました。
柱の固定が完了しましたら、柱の上に手摺笠木部専用部品で固定していきます。コンクリート壁部には壁用のブラケットを取り付けていきます。スロープと平行に笠木がなるようにしっかりと計測するのが肝心です。
手摺用、柱と壁付けブラケットの上部に笠木を繋げていきます。
スロープと廊下部の継ぎ目に自在コーナー継ぎ手を使用し角度を調整します。手摺の端に端部アールキャップを最後に取付します。
完成写真です。スロープ面に滑り防止用の材料を貼り付けています。今回の手摺は、YKKAP製、歩行補助手すりパルトナーUDフェンスシリーズです。笠木は円形・トラック楕円形・楕円形の3種類あります。また、アルミ笠木と別に樹脂笠木も選択可能です。